デンマークでポスドク、大学発ベンチャーで研究員をした後、ひょんなことから大学の助教となった一博士号取得者が日々感じたこと、たまにサイエンス(主に化学)についてつづります。


by Y-Iijima_PhD
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

中国の食その2

中国の危険な食、今回は個別の食材について紹介します。まあうまい店もあるにはあるんだろうが、特に接待で使われるような店だったらそれなりに安全なものを出しているとは思いたいが、確証はない。中国で飯を食うのはロシアンルーレットみたいなもんだといってもいいんじゃないだろうか。後は知らぬが仏か。でも将来的に影響が出るかもしれないが。


日本でも報道されている下水油、地溝油。自分で買うわけではないので実際にそれを食べたと確認することは出来ないけど、可能性としては大いにある。特に安い店であればかなり危ない。近所の結構高級なレストランの下水から実際に油をとっている光景を見たこともある。クリームというかマーガリンのようないわゆるスカムだったけど、汚いし臭い。これを下水油に再利用していたかはわからないけど、気持ちの悪いものだった。
会社のあったサイエンスパークの食堂も怪しいかもしれない。何しろそこで食事をすると必ず次の日は腹を下したので。仮に使っていなかったとしてもかなり安いので、食材は質が低く、野菜も十分洗浄されていなかった可能性はある。中華料理は基本的に大量の油を使うので、食材に残っている薬品、農薬が抽出されていたとも考えられる。野菜炒めなんか油に浸かって出てくるし、スープにも油が浮いている。とにかく質の悪い油が嫌と言うほど使われている。一度、結構高い店で食べたときも油ギトギトだったけど次の日は大丈夫だったので、食堂の食材、おそらく油が悪いのは間違いないと思われる。

牛乳
中国の粉ミルクといえばメラミン入りで有名。量を水増しするために入れているようだが、牛乳でも同じことが行われている。更には乳牛の餌にも使われていたという話もあるようで、中国の主要なメーカーのほとんどからメラミンが検出されて、更にはカビ毒や細菌、洗剤が見つかったことも。とまあ全く信用ならないものだが、牛乳がない生活も味気ない、カフェラテも飲めない。ということで我が家では日本のアサヒビールの合弁会社が作る牛乳のみ飲んでいた。一本300円近くする高級品ですがスーパーではこれだけ品切れ、品薄になっていることが多く、みな高くても安全なものを求めているのがよく分かる。これも中国産ではあるので日本のものと同じというわけではないでしょうが。

魚介類
魚は川も近海も中国に綺麗な水がほぼ存在しないことから安全なわけがないといえる。ただ海産のものは輸入品や遠洋で時には日本近くで違法操業などでとったものであれば、まあ大丈夫でしょう。有名な上海蟹も安全なんだろうか。そもそもザリガニみたいな雑食で生命力の強い生き物だし。まあ一度食べてみて、もう食べたいとは思わないけど。日本人の思っている蟹とは全く違うもの。においは蟹だが味がない。酢をつけて食べるけど、そうしないと味がしないからだろうか。蟹ミソは濃厚だがやはり塩気が足りない。何より小さい。毛蟹を2回り小さくした感じ。そのくせ高い。

肉類
肉は安全性もさることながら味がまずだめ。某日系チェーン店でハンバーグを頼んだところ今まで味わったことがない味がした。一口でこれはやばいんじゃないかという感じの味。腹が減っていたので食べてしまったが食べないほうがよかったかなと思うレベル。別のチェーン店でもやはり同じような味。もう根本的に肉がダメなんだなとよく分かった。中華料理だと調理と味付けでかなりごまかされているが、素材の味が分かるような調理はしてはいけない。
ここまで不味いと本当に大丈夫なんだろうかと思うが、やはりダメだろう。ついこの前、上海で1万頭以上の豚の死骸が流れ着いたというニュースがあったが、これも以前は市場に肉として流れていた病死豚が、引取る業者が摘発されたので捨てたのだろうという説が有力らしいし、自分も下水から油を再生するような連中がみすみす病死豚を捨てるはずがないと思っていた。上海でもかなり流通していた可能性が高いし、自分も知らずに食べていたかもしれない。そもそも睡眠薬やら成長ホルモンで無理やり成長させて、肉を食べるとドーピング検査で引っかかるほどの濃度で残留しているようなものが安全であるはずがない。鶏肉は今はインフルエンザで危険だが、肉に残るほどの大量の抗生物質を与えて育てていたりでこれも危険。

野菜
中国の野菜といえばチンゲン菜とかターサイとか品種としては美味しいし、面白いものが多い。ケールとか茎レタスなど茎の部分を主として食べるものも美味しかった。しかし、安全かと言われれば間違いなくノーだろう。とにかく農薬が大量に使われている。日本では使えないものもあるだろう。ということでこれを食べるにはとにかく農薬を落とさないといけない。洗剤で洗ったり、茹でたり、皮を厚めにむいたりして極力農薬を落とす。この手間をかけないと危険だろう。灰汁抜きのレベルではなく毒抜き。まず生では食べない。外国人向けの自社農園製の野菜を買っていたとはいえ用心は欠かせない。さらに中国では重金属汚染された地域が沢山あるのでそこで取れた野菜はもれなく重金属が含まれている。実際、カドミウム米なんていう恐ろしいものもあるみたいだし。有機野菜も危険だという説もある。化学肥料、農薬を使わずに育てても、そもそも水も空気も汚染されているし、育てている土地が重金属汚染されているかどうかは基準には含まれないから。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2013-05-10 01:16 | 日常