デンマークでポスドク、大学発ベンチャーで研究員をした後、ひょんなことから大学の助教となった一博士号取得者が日々感じたこと、たまにサイエンス(主に化学)についてつづります。


by Y-Iijima_PhD
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カテゴリ:今日のビール( 12 )

六本木CAVERN

近場探検第一弾ということで今日は六本木まで行ってきました。六本木なんて今まではほとんど来たことがなかったけど、いまは歩いてもいけるぐらいの近場です。都内のほかの場所に比べてやっぱり外国人が沢山いるなという感じです。でも無機質な高層ビルばかりであまり落ち着く感じではないかなとも思います。

目的はベルギービールのお店だったんだけど、満席で入れず。それで少しぶらぶらしているとなにやらよさげなバーを発見。でも基本飲むだけの店のようなので適当に腹ごしらえしてからいざ出陣。

今日行ったお店はココ。看板にWorld Various Beerと書いてあったので即決。中に入るといい感じな隠れ家的なバー。とりあえず今日のドラフトを注文しました。今日はBass Pale Ale。デンマークにいたときはありふれた感じのAleだったけど日本ではなかなか見つかりません。久々のAleを堪能した後は、おすすめのWeiss Bierを頼んでみました。今日出てきたのWeihenstephan Hefe Weissという無ろ過の白ビール。ドイツのWeissなのでHoegaardenほど酸味もなく、でも酵母入りでコクもあるおいしいビールでした。

ちょっと見ると懐かしいTuborgがおいてあったので、デンマークのビールはどれぐらいあるかと聞くと、CarlsbergのPilsner以外にもRoyal(微妙だけど)とか他にもいくつか取り揃えているようです。マスターはCarls Specialも知っているようでなかなか通です。しばしデンマークのビール談義をして今日はおいとましました。なかなかいい店なのでこれから通ってみようかな。お値段はデンマークプライスなので財布には結構厳しいですが。やはりここはJacobsenシリーズを紹介して是非入荷してもらうようにしないと。

いい飲み屋を見つけて探検第一弾はいい収穫がありました。
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by Y-Iijima_PhD | 2009-02-02 23:11 | 今日のビール

クリスマスビール

クリスマスの時期になるとヨーロッパでは特別に醸造されたクリスマスビールが発売されます。Carlsbergでも何種類か出していましたし、デンマーク国内の醸造所も独自のレシピで特別なビールを売り出していました。しかし、日本ではそんな文化はない。というか日本のビールはやはりあまり好きじゃないということで、ベルギービールを輸入販売しているところにクリスマスビールのセットを注文しました。

平日はほとんど飲む余裕がないので週末だけですがちびちびと飲んでいます。今日飲んだのはアルコール度数12%のビール。ビールというよりはバーレイワイン。蒸留する前の麦焼酎の原酒のようなものかな、飲んだことないけど。かなりしっかりしてコクがあるなかにほんのり甘い感じがして味わい深い。これに比べると日本のビールは麦茶のような感じです。ギネスとか日本でも手に入るエールタイプのものと比べたら日本のビールは薄いけど、さらにその差がはっきりするでしょう。

それにしても何で日本のビールはどれも似たり寄ったり、のど越しばかりであまり味のないものばかりなんだろうか。みんな本当にそれでいいと思っているの?ビールの世界でも横並びがすきなのか?ビールは「とりあえずビール」でたのむ水代わりに飲むだけのもの、もしくは安く酔っ払う、飲む量を競うものとしか思っていないんじゃないか。たまにちょっと違うタイプのを出しているところもあるけどまだまだヨーロッパのビールの深さにはかなわない。ビールでも大胆に世界に対して挑んでいくようなところが出てくればいいのに。最近は発泡酒でもなく、第三のビールという風にだんだんビールから離れていく方向に進化していく日本では無理なのだろうか。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-12-07 22:10 | 今日のビール

Polandのビール

ウォッカ発祥の地とも言われるPolandですが、最近は敬遠される傾向にあり主なアルコール飲料はビールとなっています。今回のPoland旅行では2週間に渡りほぼ毎日昼、晩、晩とビールを飲んだくれていたので、その比較をしてみたいと思います。

今回の旅行では特にマイクロブリューワリーには行かなかったし、スーパーなどでも買っていないのでレストランなどで飲んだものに限ります。どの店がどの種類のビールをメインに出しているかは外の席におかれたパラソルを見ればわかります。このパラソルを見て認識できた銘柄は5種類ありました。

それはŻywiec、Okocim、Lech、Warka、Tyskieの5つです。ŻywiecとTyskieが2大ブランドという感じでほとんどの街でこの2つの銘柄の書かれたパラソルが半分以上を占めます。味はどちらも特に癖のないピルスナー。Żywiecは特に何の癖もないビールで、Tyskieは麦という感じ(ちょっと麦茶っぽい)がします。どちらも基本的にかなり軽い、CarlsbergのピルスナーやGrøn Tuborgのような大衆的なビールという感じ。

LechはPoznań近郊に工場がありこの近辺では結構メジャーですが、他の街では通り、広場にこのパラソルを出しているのが1つあるかないか程度。味は前述の2つとそれほど変わりないけどもう少ししっかりした感じだったような気がします。

Warkaはもっともレア。このパラソルを出していたのは見つけた限り、Warszawaの旧市街で一軒だけです。それも他の店に比べれば区画もかなりこじんまりしていました。ウェイトレスのお姉さんはいい感じだったけど。味は前述のものに比べてホップが利いていてもっとしっかりした味。

個人的に一番のお気に入りだったのはOkocim。ホップがかなりしっかりしていてガツンと来る味わい。CzechのBudějovický Budvarにも近い味わい。これも結構レアでLechと同じぐらいかやや少なめ。でもどの街でも必ず1、2度は飲んでいました。

ただ実際にはパラソルに書いてある以外の銘柄も出してあるレストランが多いし、外においてあるメニューではビールの欄までは見えないことが多いので入ってみないとどのビールがあるかは結構わからないことが多いです。

レストランなどで出てくるのはピルスナーだけですが各メーカーはポーターなど別の種類のビールも出しているようです。ただ暑い夏にはやっぱりピルスナー(もしくはWeissbier)です。もう少し涼しくなったらベルギーにベルギービールツアーに行くのもいいかな。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-05 04:20 | 今日のビール

Dagens Øl (König Ludwig Weiss)

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久しぶりに試した新しい種類のビール。最近はピルスナーだったらCzechの本物のBudweiser、あとは家に大量にあるCarlsbergのビールを飲んでいたのであまり新しいのは試していませんでした。今回飲んだのはドイツ産の白ビールKönig Ludwig Weissです。

特徴はクリーミーな泡かな。その滑らかさはGuinnessまではいかないけど非常にクリーミーです。無ろ過なので白く濁っています。香りは白ビール特有のフルーティーな香り。肝心のお味の方は白ビールなので苦くはないけど、特有の酸味もあまり感じない。泡と同じようにふわふわとして特別印象を残すことなくのどの奥に消えてしまう感じ。個人的には他のドイツの白ビールの方が好きかな。

白ビールはそのフルーティーさと軽い口当たりからどうも昼に飲む、夏の飲み物という感じがします。Jacobsenシリーズの今年の夏の限定ビールも白ビールだし(色は淡いルビー色ですが)。あと1、2ヶ月が個人的な旬です。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-07-10 04:06 | 今日のビール

Dagens Øl (Kronenbourg)

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本日のビールはフランス産のKronenbourg。フランスっぽくない名前ですが、アルザスのドイツとの国境にほど近いStrasbourgに会社があるのでもともとドイツ語なんだと思います。

タイプはピルスナー。泡はとても滑らかです。のどごしもよく、ホップの苦味も程よく、かなり自分好みのビールです。Czechの本物のBudweisrに近い味です。この前久しぶりに日本のビールを飲んでみたけど、なんだかなと思いました。これやCzechのビールでも飲んで研究しろといいたくなります。でも日本のサラリーマンにとってはビールではなく発泡酒、第3のビールなんでしょうか。ヨーロッパで暮らしているともうビールもどきは飲めなくなると思います。

ちなみにこの会社はScottish & Newcastleの傘下でしたがCarlsbergがScottish & Newcastleの半分を買い取ったので、今ではCarlsberg傘下に入っています。研究者の行き来もしています。これだけいいビールならなかなかいい買い物をしたといえるかもしれません。Carlsbergでもこれぐらいしっかりしたピルスナーを作ってもらいたいものです。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-06-20 04:13 | 今日のビール

Dagens Øl (Newcastle Brown Ale)

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今日のビールはNewcastl Brown Ale。久しぶりにうちでいつもと違うビールを飲みました。まあ、味は普通。特に苦くもないけど、さっぱりしているわけでもない。アルコール度数も4.7%と一般的なビールです。その割りにデンマークでの値段は15krほどとちょっと高め。この値段ならやっぱりCzechのビールかもうちょっと出してベルギービール、国内のプレミアム地ビールを買った方がいい気がします。

ちなみにこのビール会社は最近Carlsbergに買収されたと思っていたけど、事情はもうちょっと複雑なようです。どうもHeinekenとCarlsbergに分割統治されているようです。この前のパーティーでもCEOがこの件は大変だったといっていました。Carlsbergの方では最近このビールの販売元であるScottish and Newcastle傘下のKronenbourgから研究者の交流があったりしています。

今日のニュースでベルギーのビール会社がアメリカのBudweiserに対して買収提案したりと、世界のビール業界は製薬業界に負けず、劣らず再編が活発なようです。Carlsbergも最近、今までCarlsberg Fundationが保有していた株式を市場に放出したりとかなり活発な動きをしています。この業界もよく見るとどこがどこの傘下だとか提携してるだとか結構興味深いです。せっかくビール会社勤務なのだからもうちょっとこの業界のことも調べてみようかな。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-06-13 06:08 | 今日のビール

Dagens Øl (Ørbæk Barley Wine)

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今回はBarley Wine。麦で作ったワインという意味ですが、麦で作る限りはビールです。しかし、アルコール度数は普通のビールとは比べ物にならない12度。ワインとほぼ同じ強さなのでBarley Wineと呼ばれています。

お味はかすかな甘さとホップの苦味があいまってなかなかいけます。炭酸はほとんど感じないぐらいです。香りはフルーティーで日本酒に近い気もしますが、やっぱりビールです。麦焼酎を蒸留する前はこんな感じなのかなとも思います。

強いので普通のビールのようにグビグビ飲むのではなく、日本酒やワインのようにちびちび飲むのが良いでしょう。すごくおいしいというものでもないけど、ちょっと変わったものを試してみたい人は飲んでみても良いのではないでしょうか。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-05-24 02:27 | 今日のビール
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今日はUSA産で世界一の売り上げを誇るBudweiserとCzech産のオリジナルのBudějovický Budvar(写真左)の飲み比べ。実際にはBudějovický Budvarは最近のお気に入りでよく飲んでいるので今日はUSA産を飲んでみました。まあ結論から言えばBudějovický Budvarに比べるとUSA産はただの黄色い炭酸水です。同じ名前を名乗ることなどはばかられます。コクも香りも味も足元にも及びません。USA産は普通のスーパーではあまりお目にかけないですが、Føtexで売っていたので買ってみました。ヨーロッパではCzechのオリジナルを支持する傾向にあるのでBudweiserの名前では売れない国が多いようですがデンマークは違うみたいです。

そもそも一般的なラガービールであるピルスナーはCzechのPlzeň(独:Pilsen)地方を語源とするのですが、その中でもČeské Budějovice(独:Böhmisch Budweis)で作られる素晴らしいビールを模倣したものがUSA産のものであるといわれています。が、模倣というにはレベルが低すぎな気がします。オリジナルに比べれば中国の模造品レベルです。こんなのが世界一の売り上げを誇るとはUSA人は本当に味のわからない連中ばかりなんだなと思います。日本でもちょっといいビールというイメージがあるように感じますが、どちらかといえばビールよりバドガールですかね。少なくともCarlsbergのピルスナー以下です。値段もUSA産が15Kr、オリジナルが16kr。でもこの味の差は1krどころの違いではないです。断然Czechのオリジナルの方を買うべきです。ヨーロッパではおそらくわざわざ自国のビールよりも高い金払ってこんなものを飲む人はいないでしょう。自分ももう二度と飲みません。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-05-20 06:11 | 今日のビール

Dagens Øl (Somersby Apple Cider)

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今回はビールじゃないですが、最近Carlsbergから発売されたサイダーです。例によって新製品ということで会社から支給されました。

お味の方は微炭酸のりんごジュースといった感じです。りんご酒に加糖してさらにりんごジュースを加えてあるようで、りんごチューハイに近いかもしれませんが、蒸留酒は使っていないのでもっとマイルドで自然な感じがします。アルコール度数は4.7%と弱いので、フランスのポモーとも違う感じ。甘いので料理と合わせるものではないですが、不幸にもデンマークにいるのにビールが苦手という人には手軽なお酒かもしれません。デンマークではチューハイ的なお酒がほとんどないので、うまくニッチを見つけたとなるのか、需要がなくてそのうち消えていくのかはわかりません。デンマーク人でビールが苦手という人は見たことがないので、それほどメジャーにはならないような気がしますが、たまにはビール以外を飲みたいというときには選択肢の一つになるでしょう。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-05-18 22:13 | 今日のビール

Dagens Øl (Willemoes 200år)

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今日のビールはBryggeriet VestfyenのWillemoes 200 år。コペンハーゲンがあるSjælland島の隣、アンデルセンの生まれ故郷OdenseがあるFyen島の西の端、Jylland半島と向き合うAssensにあるビール会社が、地元出身の海軍将校Peter Willemoesの死後200年を記念して作ったビールです。彼は1801年4月2日にネルソン提督が指揮する英国艦隊との間で行われたコペンハーゲンの海戦で指揮官の一人として戦ったそうです。しかし、この戦いに敗れたためデンマークの海洋帝国としての覇権は失われたようです。そして1808年3月22日の戦闘で戦死しました。

ビールのタイプとしてはエールタイプ。見ての通りかなり濃い色で、味も濃い目です。香りはそれほど強くはありません。アルコール度数は6.5%。まあ、特にこれといって特筆すべきこともない普通のエールです。200年記念という季節ものビールなので、おそらく長くは出回らないでしょうからラベルコレクションが趣味の人は買っておいても良いかもしれません。値段は500mLで300円少々だったと思います。同じタイプだったら値段は張るけどJacobsen Blown Aleの方がいいです。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-05-16 05:48 | 今日のビール