デンマークでポスドク、大学発ベンチャーで研究員をした後、ひょんなことから大学の助教となった一博士号取得者が日々感じたこと、たまにサイエンス(主に化学)についてつづります。


by Y-Iijima_PhD
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農水相は安部内閣のころから自殺者が出たり、いろいろ経費に不透明なところがあったりしてこの1年ちょっとの間に何人も交代したけれども、また変わるかもしれません。事務所費の問題で追求されている現在の農水相、太田誠一氏ですが言い逃れは難しそうです。

ネット上では結構話題になっていますが、愛読ブログの著者が問題の事務所の隣に住んでいたということで、ブログにいろいろ証拠となる事柄を書き連ね、想定される言い訳も考えて述べているので果たして本人は同釈明するのか。はっきりとものを言う人だし、農水相よりも頭はずっと切れるだろうから下手な言い逃れをすると福田内閣により多くのダメージを与えることになるでしょう。

やかましい国民から攻撃を受けてついに引き摺り下ろされることになるか。そもそもこの人は「レイプする人は元気があるからいい」といったり、人権擁護法案を推進する国賊といってもいい人間ですから国会議員であること自体が疑問なのですが。デンマークだったら国会議員はおろか、こんな言動ではまともな職につくこともできないんじゃないかと思います。職場でセクハラ的な発言すらほとんど聞くことがないですから。心ある有権者ならこんな人間に投票しないと思いますが、なぜ当選してしまったのか。利権団体がそれだけ強力だということでしょうか。でも一般人の投票率が高くなればこういう輩は排除できそうな気がします。レイプ発言のときはちゃんと落選しているし。

あと数時間以内で開かれるであろう記者会見で辞任するのか楽しみです。そのまま福田内閣も総辞職して、衆議院も解散となってくれるといいのですが。そしたら日本に帰って総選挙というのもありです。年内に総選挙になれば自民党政権は終わり、おそらく民主党が政権をとることになるでしょう。それはそれであまりよくはないのだけれどとりあえず今の政治の仕組みを壊すことが大事です。それで民主党に変な法案を通される前に政界再編がおきて、右左、大小の政府について対立した議論ができる国会になってくれれば日本もよくなっていくのかなと思います。その為には今の議員には落選してもらわなければならないかもしれませんが。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-29 06:55 | 日本を考える
たまにチェックしている国会議員のブログで文科省の事業予算についてなかなか興味深い内容があったのでちょっと思うところを書いておきます。まあこの人は親が親なので必ずしも信用しているわけではないけれど、国の予算の無駄を省くことを徹底してやろうとしているところは評価できます。

今回気になったのは文科省政策で特に科学技術に関するところ。前半の部分はあまり自分の分野とは関係しないので詳しくは知らないことが多いですが、評価者の意見を読んでいるとどうも無駄なものが多いように思えます。まあ評価者が本当にどれだけ理解できているかわからない部分もありますが。

その中で特に気になったのがキャリアパス多様化促進事業。これは自分のようなポスドクのために作られた制度ですが、評価を読んでいるといやはや厳しい意見が多い。でも事実のような気もするから仕方ないです。

○ポスドクの就職率等の目標設定なく事業を行うべきではない。
○課題設定能力の無いポスドクが他の民間企業に採用されても使えないのではないか。採用した企業の方が不幸。能力のあるポスドクは自分で道を切り開く。
○現実に企業がどのような人材を求めているのかを大学側等につなげるだけであれば、あえて事業として実施する値打ちがあるのか。ポスドクだけにこのように手厚くする必要があるのか。
○ポスドクを1万人に増やした尻拭いがこのキャリアパス事業。18年度から3年間やれば十分。ポスドクの把握も出来ていない大学に国費を出す必要はない。
○中学・高校の教員になりたいと思うポスドクがいるが、文部科学省の教員試験制度がポスドクの流動性を低下させている面があるのではないか。まずは制度改革が先。
○実際の大学院では担当教官に絶対服従でマネジメント能力がそもそも養われない。そうした大学側の仕組みを変えるべき。
○人材をマッチングさせることは大学の本来業務であり、補助金でやるべき業務ではない。そういった業務をやらなければ学生に見放され、潰れるということ。


なんとも耳が痛い事柄ばかりです。で、評価した全員が不要との判断をしています。自分のように状況を大体わかっていながらポスドクに行った人間は自己責任でしょう。自分もそのつもりで海外で就職先を探していますが、なかなか厳しい(空きが少ない)です。まあ化学者のポジションをデンマークで探すというのはデンマーク人でも難しいようなので選んだ国も悪かったかもしれません。まあここからわかるのは国も一般人もポスドクにこれ以上金を使いたくないということでしょうか。

グローバルCOEプログラムに関してもやりすぎ、バラマキとの批判が結構出ています。その中でも特に厳しいのが、

○ポスドク、RAなど若手研究者の雇用の増加を成果としているが、大学院生の生活保護が目的ではない。
○COEではなくポスドク対策ではないか。ポスドクが一時的に雇用されても何の解決にもならない。
○目的は高く設定されているが、成果目標の設定が低く、結果的に大学博士課程において世界で通用し世界で引っ張りだこになる博士を輩出できない現状では不要である。RA,PDは予算から外すべき。


グローバルCOEは自分が卒業してから始まったのでよくは知らないですが、予算額は前のCOEより多かったんじゃなかったかな。自分は前のCOEの恩恵は結構受けていますが、まあ評価の中にある意見は結構的を得ているように感じるものもあります。COEのときはポスドクはあまり入っていなかったけど、予算がかなり大学院生の生活保護に使われているというのは否定できないような気がします。しかし、これに関してはそもそも日本の大学が博士課程の学生を人件費のかからない労働力として使っている点に根本的な問題があります(理系の特に実験系)。本当にグローバルを目指すなら海外と同じように博士課程の学生にちゃんと給料を払って雇用するという体制にする必要があると思います。その代わり博士課程に入るための審査は厳しく、定員も減らす必要があります。ここを徹底すれば世界に通用する博士の割合は増えるだろうし、企業に行っても通用する人材を育てられるんじゃないかと思います。今みたいにほぼ無試験で誰でも彼でも入れて、COEのお金がもらえる(全員ではないけど)というのはいい状況ではありません。COEの予算を取るときには今まであまり交流のなかったスタッフ同士が予算獲得のために一丸となって申請書を準備しています。みんなで予算を分け合う過程で新たな共同研究が生まれ、いい成果が出ることもありますが、予算がほしいから集まっているだけという気がしなくもないです。となるとバラマキといわれても否定できないかもしれないですね。

日本は先進国の中でも突出して高等教育にお金をかけていない国ですから、本気で競争力を付けたい、少子化を食い止めたいとか思うのだったらもっと教育に予算を回さなければならないはずですが、大学も変わらないとバラマキとたいして違いのない状況になりかねないことも否定できません。基本的に文科省の政策も今の大学のシステムも自分はあまり好きではないのでアカデミックに行きたいとは思いませんが、日本に帰ったとしたらミイラとりがミイラにではないですが、多少なりともこの恩恵にあずかることになるかもしれないので複雑な気持ちです。自力で見つけられたら良いんですが、自分の分野は自分の力だけではどうにもならないところもあります。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-28 08:30 | ポスドク問題

デンマークのRecession

昨日のデンマークで8番目に大きな銀行(というか小さな地方銀行)であるRoskilde Bankが中央銀行に救済されるというニュースが報道されて以来、BBCでもデンマークが不況に陥っているという報道がされています。

北欧の銀行はサブプライム危機の影響をあまり受けていなかったのですが、この銀行は自ら同じような過ちを犯したようです。デンマークは最近まで不動産バブルでしたが不況の影響で一気にはじけたようです。その為不動産に多く投資していたRoskilde Bankの経営が破綻したようです。

この辺のことは詳しくないですが、要はデンマークは不況の真っ最中だということです。といってもあまり実感はないです。そもそも全てが高すぎるので自分はあまり買い物をしないというのもあります。お金を使うのは海外旅行に行くときがほとんどなのであまりデンマーク国内には金を落としていないかもしれません。インフレも進んでどんどん物価が上がっているし、みんなが買い控えるようになればそれは不況にもなるかな。

不況でも製薬業界は売れている薬さえあればそれほど影響を受けないですが、デンマークだと化学者のそもそものポストが少ないので求人はあまりありません。以前アプリケーションを出した企業からもまだ音沙汰無しだし。まだいくつか出しますが、徐々に時間切れに近づきつつあります。やっぱりデンマークで次の職を見つけるのは厳しいかなと思いつつあるので、日本に帰った場合のことも考え始めています。とはいってもいきなり就ける職は限られていますが。

まあ日本も不況、デンマークも不況で今の時期どこに行っても不況なのでしょう。儲かってそうなのはロシアぐらいかな。しかし、日本の不況は官製不況とも呼ばれるように、政府の失策によるところが大きいようなので、仮に政権交代が起きたとしても体質的には何も変わらないだろうから長引きそうな気がします。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-27 07:33 | 世界のニュース

ドイツより来客

今週末はドイツより大学時代の友人がコペンへ遊びにやって気ました。彼はドイツで自分と同じようにポスドクをやっており、結構休みを利用して旅行して周っているようです。それで今回は自分が働いているのでコペンハーゲンへ来てみたということです。

朝早い飛行機だったので9時に中央駅で待ち合わせということにしてもらいました。前日3時まで飲んでいたので朝は結構つらかったですが駅へ向かい、彼も予想とは違うターミナルに到着したので少し迷いながらも無事再会することができました。

午前中は市内のメイン観光スポットを案内して周りましたが、あいにくの雨。というか風も強くてほとんど嵐といっていいレベル。とりあえず人魚姫の像まで連れて行きましたが、そのころが雨風ともにマックスに強く、普段よりいっそう大きなガッカリを経験できたに違いありません。

もう外を歩くのは限界ということで、朝早く起きたので腹も減ってるし早めに昼飯にしました。しかし、雨も風も止む気配はない状態でした。

午後は会社のビジターセンターへ。屋内かつ友人はビール好きということなので市内観光よりこちらの方が断然興味を持ってくれました。研究所の方も少し見せてドイツの研究所との違いを話し合いました。

その後はまだ時間も早かったのですが、朝早いのに昼間から飲み、天気も悪いままだし、もうずぶ濡れに近い状態だったので一度家に帰って休むことにしました。

友人はこの悪天候に辟易していました。デンマークの場合、常に風が吹いているので少しの雨でも実際には相当ひどい天気に感じるようです。自分は普段はこの程度でも普通に自転車で通勤しているのでそれほどひどい天気だとは思いませんでしたが。ただ外(特に海沿い、橋の上)を出歩くには傘ではなくレインウェアじゃないとダメなレベルでしたが。

しばらく待っても雨は止む気配はありませんでしたが、多少服や靴も乾いたし、腹も減ってきたので夕飯へ出かけました。今日は新しくできた日本食レストランに行ってみました。

すると偶然日本人の友人2人が食事していたので、合流することに。結局閉店まで適当に食事しながら結構ビールを飲んで、その後さらにワーキングホリデーで来ている店員さんも一緒にさらに飲みに行くことになりました。

ビール一杯50krする結構高い店でかつ音楽がうるさいので少し離れていると話が聞き取りにくいところでしたが、何杯かさらにビールを飲みながら1時過ぎまでいました。さすがにバスで帰る気力はなくなったのでタクシーで帰り、家についてからも1時間ほど飲んでいました。2人でビールを4,5缶飲んでもう眠い、飲みすぎという感じになったので倒れるように就寝。

日曜日はもう目覚ましかけずに起きれる時間に起きようということにしていたので、起きてみるともう10時過ぎ。そこからシャワーを浴びて、飯を食べて家を出たのは11時半。特別ここに行かなければ行けないということはない完全フリーな旅でしたが、Helsingørに行ってKronborg城を見て、Swedenに渡り、電車でMalmö経由で空港へ送っていこうという計画は実行不可能になったので、Malmöだけ行くことに。

酒がかなり残っていて結構グロッキー気味でしたが頑張っていきました。Malmöに着いたのが1時で、飛行機は5時。ということで3時の電車で空港へ行くことにしたので滞在時間は2時間しかありません。飯はサンドイッチを歩きながら食べるということにして一通り歩いて周ることにしましたが、こういう時間がないときに限ってトラブルが。友人が帰りの切符を買うとクレジットに課金はされたものの切符が出てこない。インフォメーションに言えという表示が出て機械が止まってしまいました。駅員の人に開けてもらうとただの紙詰まりのようでした。すぐに代わりのチケットを発行してもらえましたがあせらせてくれます。

Malmöは特に目的もないので無印の店に入ったり、公園を散歩したり、港方面に行ってみたりしながら1時間ぐらいぶらぶらしました。そして駅の喫茶店で電車の時間まで暇つぶし。街を歩き回るより、ゆったり休みながら話をしているほうがよかったかもしれません。日本の大学のこと、お互いの研究室の卒業生の様子、現在の研究室の状態などについて話し合いました。彼は絶対日本でしか働きたくない、日本の大学にポジションを得ることしか考えていないというタイプで、自分は働く場所は日本に限らないというかむしろ海外にいたい、大学に戻る気はもうないという正反対の立場ですがお互い日本のアカデミア(というほど広くはなく有機合成化学界)の問題というか状態に対する見解はほとんど同じだったと思います。まあ基本的には誰々が次はどこに行くとか、誰々はここに行ったけどこういう風に思っているとか、ここに行くとちょっと危ないんじゃないかとか業界内の噂話とかゴシップネタに近いものばかりでしたが。

空港には3時半に着き、手荷物のみなのでセルフチェックインでささっとチェックインを済ませ、時間までまたカフェで話して、お別れとなりました。一泊だけで滞在時間30時間ほど、初日は悪天候の上、飲んでばかりいたような気がします。じっくりいろいろ見て周るにはもう1日ぐらいほしいですが、観光して周るより雰囲気を楽しんで、飲んで話し合う方がよかったようなのでまあ楽しんでもらえたようです。特にいろいろと情報交換(噂話、人事話)できたのが一番よかったように思います。再来週には元ボスと後輩の学生がやってくるので日本での就職の話をしつつ、またどこか連れて行くことになると思います。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-25 03:27 | 日常

ソマリア沖の海賊

ヨーロッパではGeorgiaに進行しているロシア軍の問題や、Madridの空港での飛行機墜落事故のニュースが大きな扱いをされていますが、日本は未だオリンピック一色なのでしょうか。そんな中ソマリア沖で日本のタンカーが海賊にのっとられたというニュースが。

前にもあったけど当然日本は何もせず(何もできず)アメリカ任せだったような気がします。おそらく今回も何もしないのでしょう。他にもタンカーがテロ攻撃を受けたときも反撃したアメリカ軍に死傷者が出たけどたいして報道もされなかったような気がします(日本にいないのでよくわからないけど)。別にアメリカに感謝しろということではないけど、普通の国であれば自分の国の船が攻撃を受けたら自分の国で何とかすると思いますが、それすらできないようではちょっと情けない気がします。今のところ海上ガソリンスタンドをやっているから(まだやってますよね)一応この海域を警備する多国籍軍に協力していますが、一番日本からの給油を受けているパキスタンの大統領が辞任したことでパキスタンに混乱が予想され、もし多国籍軍から抜けてしまった場合、日本のタンカーを守ってくれるところがなくなってしまうのではないかとも危惧されています。

島国日本ではエネルギーにしろ、食料にしろ海上輸送が大動脈ともいえるのにそれを警備することすらできないというのはなんとも心許ないと思います。個人的には自衛隊がちゃんと自衛軍として働けるように憲法を改正すべきだと思います。ドイツだって憲法改正して侵略戦争はしないということで軍隊を持っているし。憲法9条を変えると日本がまた戦争に向かうと言う人もいるみたいですが、日本人はそんなに好戦的なんですかね。とてもそうは思えないけど。軍隊を持っていない国なんてアイスランドぐらいですが、日本とアイスランドでは地政学的に全く状況が異なります。日本の周りには中国、韓国、北朝鮮、ロシアなど日本の国土、国益を狙う国がひしめいているのに自衛力すら削ろうとしているのは理解できません。今まで平和だったのはアメリカの核の傘に守られているのと侵略戦争が国際的に容認できないからで、9条は全くといって良いほど関係ないのに。

今後もアメリカが守ってくれる保証はないというか、おそらくもう本気では守ってくれないでしょうから自衛力はしっかり持って攻め込ませないという抑止力を持っておく必要があると思います。ただでさえ平時に韓国に竹島を取られそうになっているんだから本気でどこかが攻めてきたら何もできずに占領されるんじゃないでしょうか。実際にどこかの国が軍事力で攻め込んでくるというのは今の時代では非現実的かもしれないですが、あまりにも周辺国からなめられすぎだと思います。キリスト教国でも右のほうをぶたれたら左も出す国はありません。

経済も落ち目になりつつある状況で自分の国も自分で守ることができないようでは国際社会ではもう相手にされなくのではないかと思います。この前のサミットも日本にとってはただの社交の場でしかなかったみたいだし。何とか日本がまともな国になって経済も立ち直ってほしいと思います。さもないと日本に帰ったとしても常に脱出を考えざるを得ないかもしれません。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-22 09:16 | 日本を考える

アプライしました2

ついに(ようやく?)会社にアプラいしてみました。今日出してみたのは4社。それぞれにつきカバーレター、アプリケーションの内容にその会社のコアとなるプロジェクトに関連する内容を書き加えていったので結構大変でした。しかし、いずれもunsolicited application。つまり今は募集してないけど何か興味ありそうなポジションが出てきたら教えてくれるか、向こうが特別興味を持った場合に返事が来るということ。ということで受け取りましたぐらいの返事は来るかもしれないけど、それ以降はわからない。しかも送ってはみたものの1社は担当者が9月1日まで戻ってきませんという返事が自動で送られてきたし、もう1社はボスから教えてもらったメールアドレスには届かなかったので普通にホームページから出すことになりました。ちゃんとメールが届いていそうなのは1社だけ。もう1社は郵送なので今週中にはつくかなという感じ。

メールがちゃんと送れたところは特にオープンなポジションで募集はしておらず、常に興味があればアプリケーション、CVを送ってくれという会社なので一番可能性があるような気がします。ほかの3社は今のところ興味あるポジションはオープンになっていないのでどうなるかは分からない。すぐには何も来そうにないような気もします。

ほかに2、3つほど別の会社でオープンになっているポジションがあるのでそこにも応募してみます。こちらはまだ締め切り前なので少し時間があります。その分選考が始まるのが遅いので結果を見るまえに時間切れという可能性も大です。それに向こうの求めている条件と一致しない部分がいくつかあるので選ばれる可能性はそれほど高くないかもしれません。

そろそろデンマーク以外も出してみようかな。面接の案内が来れば日本に帰る前、シェンゲン外だったら帰るついでに1度面接を受けるということも可能かもしれません。まあいい返事が来る事を祈っています。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-21 05:45 | 日常

待って損した

金曜日にボスに受けたい企業のリストを渡して、誰にアプリケーションを出せばいいのかを月曜に教えてくれるということになっていました。しかし、今日午後に行くとすっかり忘れていたと。こっちは時間がないというのに。

その後しばらくしてどこに送ればいいかというのがメールで送られてきましたが、そのほとんどがウェブサイトから普通に送れとのこと。それじゃ仕事探し用のサイトから行くのと何の代わりもないんですけど。こんなことなら待たずにどんどんアプライしておけばよかった。

しかし、一部の企業についてはちょっと上の人に直接送った方がいいというのがあったのでこちらは郵送にします。返事が来るのは相当遅くなりそうな気がするけど。また他の企業で何を応募書類にかくべきか結構詳しく書いてあるドキュメントをもらったのでそれは参考になりそうです。残念ながらその企業はオープンなポジション以外はもう受け付けてないということで、分野も微妙に違うので望みは薄いというか、そもそも出すべきかどうかも怪しいですが。

準備ができている企業に関しては明日にでもアプライしておきます。しかし、正攻法しかないとなるとオープンなポジションがない場合、どこからも音沙汰無しということもありえます。仮に面接の呼ばれたとしても結果が出る前にビザ切れということもありえます。もう本当に時間との勝負。しかし自分ではどうしようもないので、できるだけいいアプリケーションを書いて、いい返事が来るのを祈るばかりです。さらにボスが推薦書を出すのを忘れて出張とか休暇をとったりということもありうるのでこちらも注意が必要です。やはり日本に帰らざるを得ない状況も真剣に考えておく必要がありそうです。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-19 06:36 | 日常
土曜日は日本人の友人数人+αで昼からバスケをしました。といっても自分はもちろんほとんどできませんが、他の人も本気で部活などでやっていた人はいないので、バスケというより玉入れ遊びといった方がよさそうなものでした。まあ軽く運動しましょうという趣旨です。

天気は久しぶりの快晴。でも気温は20度ほどと絶好の運動日和。しかし平均年齢がちょっと高めなので2時間が限度です。コートもフルコートでは広すぎるということで3 on 3でやることになりました。それでもやり始めると結構みんなマジになってしまうので、1時間もするとかなり動きも鈍くなり、休憩も増えてきました。そして2時間ほど経ったところでみんな動かなくなり、自然に終了。

みんな次の日、もしくはそれ以降の筋肉痛を恐れていましたが、自分は毎日20km近くのチャリ通勤と週1回の合気道で足は大分鍛えられているので大丈夫ですが、上半身、特にバスケのシュートなんて久しくしていないのでそれに使う部分は多少筋肉痛です。まあ明日にはほとんど気にならなくなるぐらいだと思います。でも上半身ももう少し鍛えてバランスよく運動した方がいいかな。

バスケの後は皆さんを家に招待してビアパーティー。最近は面倒くさいので会社からビールはもらっていませんでしたが、自分ひとりでは毎日飲んでも到底消費しきれない量なのでたまに人を呼んで処理しなければなりません。

みんな一度帰ってシャワーを浴びてから来るということなので1人手伝いとして一緒に来てもらって準備をしました。今回の献立はニョッキのサーモンクリームソースがけ、ミートローフ、チョコレートケーキ。ケーキとニョッキの生地は午前中に作っておいたので、ミートローフとソースを作り、ニョッキを適当な大きさに切って茹でれば準備完了です。

ニョッキは何度か作っているのでもうなれたし、ミートローフは肉、タマネギ、卵、パン粉をこねて型に入れてオーブンで焼くだけなので特に問題なくできました。ちょっと量が多すぎたかなという感じですが。ケーキはブラウニーのはずだったのですが、ちょっと生地がゆるくてチョコムースのような感じになりました。でも味は問題ないというか市販のセットに特に何も加えていないので変になりようはないので大丈夫です。

一応持ち寄りといっておいたので他におにぎりとピザ3枚が来たので食料は十分すぎる量でした。まあ余った分は自分が徐々に食べるのでいいのですが。おかげで今週はあまり料理を作らなくてよさそうです。10人弱なら自分ひとりでも準備できるので必ずしも持ち寄りにしなくてもいいのですが、まあ口に合わなかったときのためにお願いしています。

飲み物は今回はビールだけでしたがそれほど酒豪がいなかったのと、みんなバスケで疲れて飲みすぎると寝てしまうだろうということから消費量は少なめでした。まあそれでも5,6時間飲んで、食べて、語り合ってとてもhyggeligtでした。

ビールは多少消費されたけどまだまだ50リットルほど残っています。もし9月で引っ越すとなったらそれまでに処理しないといけないですが、自分ひとりでは1日1リットルも飲んでいられないのでちょっと無理です。今月はもう予定があるので無理だけど来月の中旬にまたやろうかな。そのころにはデンマークにまだいられるのか、日本に帰らないといけないのか、デンマークにいられたとしても引っ越さないといけないのかがわかっているだろうから、それに合わせた内容でパーティーを開きます。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-18 04:24 | 日常

敗戦の日

8月15日は終戦記念日とされていますが、自分としては終戦という中立的というか「終わってよかった」的なものより敗戦としっかり認識すべきだと思っています。そもそもこの日は天皇による玉音放送が行われた日にすぎず、ポツダム宣言の受諾が決定されたのは前日だし、降伏文書に調印したのは9月2日なので歴史的な事実としてはこれらの日のほうが重要だと思います。しかし、天皇が初めて肉声をラジオで放送し、敗戦と降伏を発表したという意味で象徴的な日なのでしょう。何はともあれ、一日本国民として戦争で散っていった英霊に追悼の念を示したいと思います。

63回目という特別節目でもない年ですし、北京オリンピックに埋もれて報道は少ないかもしれないですが、首相は靖国に参拝しなかったという報道はBBCでも少し扱われています。まあこの首相にも今の内閣にも何も期待していないというか、すぐにでも解散してほしいと思っているので特に言うことはないです。

今必要なのは戦争に負けたということに正面から向き合うことだと思います。なぜ戦争をしなければいけない状況になったのか、そしてなぜ負けたのか。戦争をせざるをえなかった時点で外交の失敗ですが、残念ながら今でも日本の外交が良いとは全くいえません。というかむしろ日本にとっては害になることが多い気がします。その辺が害務省と揶揄されるゆえんでしょう。

もう戦後60年も過ぎ実際の戦争を知っている人はどんどん少なくなっているし、タブー視するのをやめてしっかりと分析しなおすべきだと思います。そしていい加減対米従属も見直すべきだと思います。もうアメリカの方からやめろといってきているのにいつまでもくっついていてもしょうがないと思います。ちゃんとまともな独立国になる心構えがないと。残念ながら今の日本はまともな独立国とは言えないと思います。

政治はよかったことがないけど、経済も落ちぶれ始め、急速な少子高齢化、莫大な借金と問題山積みの上、国としての体裁も保っていないというのが日本に帰りたくないと思う主たる要因です。今のところ日本に帰る可能性は5分5分だと思っています。帰ることになったら日本がよくなるように何かできればいいのですが、おそらくブログに書き続けることぐらいしかできないでしょう。そしていよいよ日本はもうダメだと思ったらすぐに海外に出られるように語学力は磨き続けておかなければいけません。願わくはデンマークにこのままとどまりたいですが、日本に帰ることになったとしても日本がちゃんとした独立国になると腹をくくって、自立へ向けて舵を切ってくれればそのまま日本で頑張りたいとなるのですが。まあこちらは最近どんどん内向きになっていく日本ではしばらく期待できそうにないというのが残念なところです。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-16 06:26 | 日本を考える

戦争と平和

最近は今までにも増して忙しいです。9月末までに今の仕事を終えないといけないけど、本当に終わるかどうかまだ目途も立っていないです。そしてデンマーク語の授業も本格的に始まったし、合気道にも行っています。その上さらに就活までしないといけません。

ということで忙しいですがやっていることは特別いつもと変わらないので、特別かくネタもあまりないのですが、最近の昼の話題はやはりオリンピックがよく出てきます。グループメンバーはいろいろな国からきているのでそれぞれが自分の国を応援し、メダルをいくつ取ったか競い合っています。今までの日本で見ていたオリンピックとは違いいろいろな意見が聞けるので面白いですが、やはりオリンピックは戦争だと思います。

そして話しは大体実際に戦争をしているGeorgiaの話に移っていきます。あまりこの地域の歴史に詳しくないし、まだいろいろ調べたわけではないですが、このコーカサス地方は旧ユーゴのバルカン半島にも匹敵する紛争地域のようですね。しかし、疑問なのはなぜGeorgiaが戦闘を始めたのか。始まるべくして始まったといわれていますが、Georgiaから仕掛ければ背後にいるロシアが出てくるのはわかりきっていたはずです。Georgiaは親欧米の国とはいえヨーロッパ諸国はロシアに天然ガスのパイプラインを握られているので強硬な姿勢には出られず、アメリカもNATO加盟国ではないし、表立ってロシアと対峙することはできないはず。援軍は来ないのに無謀な戦闘を始めてしまったという気がします。

こういう話をしていると中国人の同僚は何で独立なんかするんだ。貧乏になるだけじゃないか。大国の一部のままでいれば良いのにといいます。もちろんチベットもウイグルも当然中国の一部のままでいるべきだという考えです。そして終いには中国はアメリカの一部だっていいとか、アメリカが世界全体の面倒を見るほうが良いとか、世界政府を作るべきだという壮大な構想まで持ち出します。どうもこのユートピア的な発想、完全にマルクス主義に染まってしまった思想は理解できません。やはり中国で生まれ育つとデンマークに10年住んでいてもこの思想は抜けないようです。基本的にはいい人なんですが、この左翼的理想主義と仏教に熱心なのでたまに非科学的な事を(自分は分子生物学者であるにもかかわらず)平気でいってしまうところはちょっと受け入れがたいです。ルーマニア人、旧東ドイツ人など旧共産圏の人は少なからずこの手の理想論を言います。しかし、人類が人類である限りその手の理想の世界は実現不可能であると思います。資本主義も民主主義も今までの制度に比べたらベターなだけで完全とは程遠いですが、少なくとも共産主義は人類には受け入れられない大失敗であったことだけは確かです。デンマークの社会民主主義は比較的成功していると思いますが、それでも問題は多いです。やはり人類はその時代に即して新しい政治形態を模索し続け、それに伴い争い続けていくんだろうと思います。常に現実を見て、よりよい選択肢を探し続け、自分の身は自分でまもることが大事だということだと思います。
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by Y-Iijima_PhD | 2008-08-14 07:19 | 日常