デンマークでポスドク、大学発ベンチャーで研究員をした後、ひょんなことから大学の助教となった一博士号取得者が日々感じたこと、たまにサイエンス(主に化学)についてつづります。


by Y-Iijima_PhD
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

<   2009年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧

投資始めました

科研費も一段落してきて来週の最後の講義の準備も大体できたので漸く実験が再開できるようになりました。とはいっても明日の午後も明後日も出張なんですが。

で、一段落したしまた新しいことを始めようということで投資を始めました。証券会社に口座自体は作ってあったのですが、いまいち踏ん切りがつかなかったのと、じっくり勉強する時間がなかったのでほったらかしにしてありました。しかし、このままじゃ作った意味がないということで、とりあえずある程度お金を移しておきました。すると大した額ではなかったのですが1ヶ月程で数円の利息がついていました。実際には銀行口座とは違いマネーリザーブファンドでお金を移しておくこと自体がある種の投資信託になっているので銀行預金よりはリスクがあります。とはいってもリスクはかなり少ないし、利息を考えるとただ銀行においておくよりは断然いいように思います。しばらくはこんな感じでローリスク・ローリターンの投資だかなんだかわからないような状態のまま放っておいたのですが、虎穴にいらずんば虎児を得ず、いよいよ本格始動です。

しかし、やっぱり時間がない状態は変わらないので個別の株式はちょっと難しそうなのでETFから始めることにしました。とりあえず日経平均に連動するものをちょこっと買って、後は少し値が下がったら買うということでいくつか指値で注文を出しておきました。しばらくは小額で取引してみて感じをつかみつつ、勉強していくことにします。どんなに本を読んでも実際やってみないとよくわからない部分もあるので百聞は一見にしかずです。最初は授業料として多少の損には目をつむって取引していこうと思います。もちろん将来的には増やしていかないと意味がないですけど。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-29 01:04 | 日常

科研費申請

今日は科研費申請の学内締め切りの日。とりあえず自分の分の若手ともう一個は前日までにできていたのでちょこっと手直しして午前中に電子申請完了。後で見たらちょっと間違っていたような気もするけど、クリティカルなところではないし、一応事務が書式などをチェックしてくれるので問題があれば修正用に返されるはずなのでそれを待つのみです。

これでやっと書き物から開放されると思ったらさにあらず。まだ自分のを出し終わっただけで、まだまだあります。しかもこっちは分担で書いていて、さらに今日になって直せということになったので当然終わるはずがありません。ということで学内締め切りにはまあ間に合いませんでした。でも最終的に学振に送られるのはまだしばらく先なのでそこまでには絶対出しますということで延長してもらいました。こういう融通が利くところはうちの大学の事務のいいところではあります。ただそれに甘えるばかりというのはどうかと。明らかに今日出す気はなかったんじゃないか。こちらとしては専門外の授業の準備もしないといけないし、自分1人でやっているテーマは座っていても結果は出てこないし、そもそも通ったところで自分はほとんどかかわらないのではないかという疑問を持ちながらも自分の分担はやっていたのに、いつまでも終わらせる感じがなく拘束され続けるのはちょっとね。

もう来週からは授業の準備、演習の採点、実験も再開します。自分は他のスタッフと違って自分で1,2年以内にそこそこ結果を出さないといけないのでいつまでも合わせてやっているわけにはいきません。基本的に考え方も価値観も全く違うしね。とりあえず早く終わりにしたいです。

そして来月のOpethのライブはかなり厳しそうです。前回はドタキャン、今回もすぐそこにいるのに行けない。もう次回は日本以外の国でかな。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-24 00:13 | 日常

Loud Park 09 day 2

本日も参戦してきました。ただ昨日頑張りすぎたためあちこち筋肉痛でした。特に腕と肩と首。普段しない動きだからでしょう。今日のお目当てはRoyal HuntとChildren of Bodom。しかしRoyal Huntは2時過ぎの公演なのに対し、COBは5時40分からと2時間半ほど空きます。その間のバンドは特に聞きたいというのはなかったのでぶらぶらしながら酒飲んで、飯食って暇つぶししました。

Royal Huntは初期のころのアルバムしか持ってませんが、キーボードを前面に押し出した荘厳な雰囲気の曲が多いバンドです。メロディの使い回しが結構あるけどなかなかいい曲を持ってます。ただキャッチーというタイプの曲は多くはないのでじっくり歌詞の意味を考えながら聞くのがいいバンドかもしれません。一番盛り上がったのはやはり蝶野の入場曲の原曲Martial Artsでした。

暇な時間はビールを2、3杯飲んでタイ料理の屋台でグリーンカレーを食べ、さらにカクテルを飲み、Tシャツを買ったので結構な額が飛んでいきました。まあこれは祭りだからけちけちしてても楽しめないので必要経費です。

そしてお待ちかねのCOB。日本でも人気の高いバンドなので物凄い熱気でした。今回の参戦は彼らが来るからというのが決定的な理由だったので自分の中でも盛り上がりは最高潮に達しました。アルバムは大体持っているし、持っていないアルバムでも有名な曲は知っているので何を演奏されても大丈夫です。怒涛の演奏で1時間があっという間に過ぎました。来た甲斐がありました。これでもう満足です。

その後はよく知らないし、ラストのSlayerは最初は聞いていたけどいまいち自分には合わないので終演で電車が混まないうちに帰ることにしました。今回のLoud ParkでMetalica以外のスラッシュメタル四天王は全部来たけど自分はMegadeth以外は無理でした。王道のパワーメタルもちょっと物足りないのでやはりメロデス・メロブラが一番合うというのを再認識しました。

それと今回参戦してOpethが来月来日するという思わぬ収穫を得ました。Opethもデンマークで聞き逃したバンド、正確には昨年のMetal Town i Göteborgでドタキャンになって聞けなかったバンドです。そのときは代打がSatyriconでまあ満足できたけど。最近調べてなかったから危ういところでした。ただ公演が火曜日というのがいけるかどうか怪しいところです。場所は渋谷だから近いけど。とりあえずチケットは取っておこうかな。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-19 00:04 | 日常

Loud Park 09 day 1

Loud Park参戦してきました。3時半ぐらいに会場に着きラストの10時までメタルづくしでした。おかげで今も耳が近々行ってます。でも明日もまた行きます。

本日のお目当てはArch Enemy、Megadeth、Judas Priest。Arch EnemyとMegadethは2回目でしたがやっぱり盛り上がります。特にArch Enemyは結構前のほうにいたらいきなりモッシュが始まったので少し外側に避難しました。それでもあの鳴きのギターは最高です。Megadethの方も有名な曲を連発でかなりよかった。途中でDave Mustainが「Loud Park 09サイコウダゼ」といったのにはウケタ。

1日目のトリはメタルゴッドの異名を持つJudas Priest。来年がBRITISH STEEL発売から30年ということでそのアルバムからメインでやっていたようです。持ってないからよく知らないけど。でもRob Halfordが「Breaking what?」と会場に聞き始め、生で聞いてみたかったBreaking the lawのイントロが始まったときは鳥肌物でした。みんなBreaking the lawの大合唱。無法地帯となりました。



後半にはハーレーに乗って登場し、Hell Patrolを歌うなどパフォーマンスも最高でした。

初日からなかなか満足度の高いフェスでした。明日はデンマークでは聞く機会がなかったChildren of Bodom、ライブはあったけど聞き逃したデンマークのバンド蝶野の入場曲で有名なRoyal Hunt、そしてラストのSlayerで思いっきり燃焼してきます。


[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-18 01:42 | 日常

希望を捨てる勇気

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学

池田 信夫 / ダイヤモンド社



池田信夫氏の「希望を捨てる勇気」を読み終わりました。毎日ブログをチェックしている人間にとっては復習的な感じだけど、あらためて現代の問題点を考えさせられました。基本的な内容は現在の社会システムの矛盾点を洗い出すという感じかな。日本の技術はすばらしいことはすばらしいけど何の戦略もなくハイスペックを求めるだけではグローバルな競争には勝てない。過去のような経済成長は望めないのだからそのときのままのシステムは改める必要がある。考えれば当たり前のように感じることも日本のメディアではほとんど伝えず、間違った方向へ扇動しているように感じます。まあ最近新聞も見ないし、テレビはNHKかワールドビジネスサテライトぐらいしか見ないので他の民放などがどんな感じなのかわからないですが、相変わらずなんでしょう。

自分が読んでも理解は深まるけど新しいところは特にないので、この本は研究室の学生にでも読んでもらいたいと思います。特にこれから社会に出る人、就活する人は読んでおいたほうがいいんじゃないかな。ドクターコースの学生もこれからの身の振り方を考える上で必要になってくる知識が多いと思います。

本の中に引用されている言葉で深くうなずいたもの。

自由より平等を優先する社会は、結果的にはどちらも失うことになる。 (ミルトン・フリードマン)

この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない。 (村上龍)

今の日本に足りないのは希望ではなく、変えなければ未来がないという絶望ではないか。 (池田信夫)


こういう現実を知るようになってから日本の社会が映画の「マトリックス」のように思えてなりません。もはや目覚めてしまった以上幻想の世界に戻る気はありません。かといって今すぐ変えてやろうという気にもならない。それはやはり絶望が足りないから。もっと大きなうねりにならないと小さな反発はすぐにかき消されてしまう。本当にほとんどの人がもうダメだと思うようになれば明治維新とか戦後の復興のように強いリーダーシップで変えていける時代が来るかもしれない。それまではアンダーグラウンドにいて力を蓄えるほうがいいでしょうね。夢も希望もないような感じですけどこれが現実なんじゃないかなといったん受け入れて、どこを変えていくか冷静に考えていくことが大事なんじゃないでしょうか。


とまあ暗い感じになりましたが、今日沢山書いているのは思うところがあったからというだけではなく、明日はいよいよLoud Parkがあるからちょっと興奮している部分もあるからです。前半は知らないバンドが多いし、ちょっと仕事もしたいから行くのは夕方からですが、Arch Enemy、Megadeth、Judas Priestと一気に畳み掛ける感じの明日のラストが楽しみです。Arch EnemyもMegadethも2回目だけどきっと盛り上げてくれることでしょう。Judas Priestは発です。おきまりのThe Hellion/Electric Eyeから始まるのか、もうメンバーもいい年だからかつての切れはないかもしれないけどPainkiller、Breaking the lawなんかを生で聞いてみたくてうずうずしてます。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-17 02:18 | 日本を考える

初講義

今週は木曜に始めての講義がありました。演習という形なのですが、日常的に使っているけどそれほど詳しいともいえないNMRについて最初に講義して問題を解いてもらうという形式です。しかも学生にとっては今までの講義などではほとんど触れたことのない内容のようなのでそれを少し説明して理解できるようにするなんてまあ無理な話です。もちろん本当に理解するなんてこっちも期待しておらず、今後全く使う機会のない人でもNMRというものがあって大体どういう分野に使うかというのが頭の片隅に残ってもらえればいいなという程度です。ただ演習という形でやるからにはその時間だけは頭を使ってわかったつもりにでもなってもらいたいものです。まあ厳しい受験を勝ち抜いてきた学生ですからテクニックを教えれば中身は理解しなくとも問題を解くぐらいはできるでしょう。少しでも興味を持ってくれる人がいればそれでよかったという程度です。

とはいっても手を抜く気はないのでここ1,2週間はどういう講義をしてどういう問題を出そうかという案を練ってきました。講義は時間をフルに使うわけにもいかないので、全く知らない人でも多少はわかるエッセンスのみをまとめました。まあ自分も完全に理解しているわけでもないし。板書は慣れていないのでパワポで講義しましたが、なるべくゆっくりメモできる時間をとりながらやったつもりです。その結果、時間の半分近くを使ってしまいました。まあお互いに最初だからじっくり時間をかけないと何もわからないままということになってしまうと思うのでそれはやむをえないと思います。

しかし、時間が短くなったのもあって用意していた問題を最後まで解けた人はいないという事態に。基本的に頭の体操的な問題にして難しく作ったわけではないけど、全く初めての人にはやっぱりちょっと難しいかな。まあ慣れるしかないものなので1,2回講義、演習をやったところでわかるようになるのは到底無理なのですが。あまった問題は用意していたものと合わせて宿題にしておきました。その後の実験で何割かの人は実際にNMRを見たようですし、また月曜に演習があるので短期間に数回触れれば多少は頭に定着してくれることを祈ります。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-17 00:13 | 日常

若手への逆風

東京もすっかり秋めいてきました。でもまだ昼間はちょっと暑いぐらいのときもあるのでデンマークとは大違いです。研究室内でもそろそろtert-ブタノールが凍り始める季節になりました。ほとんど外に出ることのない合成化学者でも季節を感じるときです(風流さのかけらもないですが)。他にもDMSOとかうちではめったに凍らないけど酢酸なんかも寒くなると凍ってきます。

こんな寒くなり始めた時期に研究者をさらに寒くさせるようなニュースがありました。

平成22年度科学研究費補助金の新規募集課題の公募停止について

平成22年度「概算要求の見直し」に伴い、下記研究種目については平成22年度の新規募集課題の公募を停止することとなりました。

1. 平成22年度新規募集課題の公募を停止する研究種目
(1) 「新学術領域研究(研究課題提案型)」(文部科学省より公募)
(2) 「若手研究(S)」(日本学術振興会より公募)


ということで研究者が最も頼りにしている資金が削減となりました。最近では額も頭打ちで競争がどんどん激しくなっているなか2領域をばっさり切るという事態になりました。若手Sのほうはかなり特殊というか額も大きく若手の精鋭しか取れないものですから自分には全く関係ないですが、もう一つのほうだと出してみる価値はあるものでした。ということで基本的に若手研究者向けの資金が削られたと見てもいいのではないでしょうか。つい先月、若手の研究費は2回しか取れないという回数制限が導入されたうえに削減ですからなかなか味なことをします。

まあ一般的な世論からすれば何しているんだかわからないことにお金をつぎ込むわけですから公共事業よりも不透明な資金かもしれませんし、実際自己満足のためにやっている部分も多分にあると思われるので最も無駄と判断されても仕方ないのかもしれません。そして若手に対する逆風は世間の新卒採用削減、派遣社員、契約社員の増加とほぼ同じ構造なのでしょう。いやむしろまだまだ古い体質が温存されているのでよりひどいかも。まあ知ってたけどね。何でそれでもこのポジションにいるかは、まあいろいろあるわけですよ。それも古い体質によるものです。

まあ改めて沈み行く船の中での椅子取りゲームなんだなと認識しました。日本全体そんな感じですけど。チキンレースと違って早いうちに抜け出すほど新たな可能性は開けてくるかもしれません。自分は古いキャリアパスには何の興味もないし、今後日本がよくなるとは期待していないし、妙な平等意識は持っていないし、出る杭は打たれる国で新しいことをする気にもなれないので、やっぱり外に出たいなと思い続けてます。まあアメリカはいろいろと好きになれないので違う国がいいな、いけるなら。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-16 23:51 | サイエンス

ノーベル賞、最先端研究

今週はノーベル賞ウィークだったので毎日誰が取るかノーベル財団のホームページでチェックしていました。平和賞がオバマ大統領だったのはびっくり。まだ何もしてないじゃん。残念ながら今のところ日本人の受賞はなし。予想にも上っていた人は2人ぐらいだったと思うのでまあそんなもんでしょう。化学賞が一番盛り上がるところですが、受賞はリボソームに関する研究。完全に生物の研究だったので研究室の学生ともども一気に冷めました。近い分野で取るんじゃないかという人がいるのに全く違う分野での受賞です。せめて化学ならいいけど生物だと全く知らないしどれだけすごいのかいまいちわかりません。最近生物系が多くなっている気がするので化学者としては残念な限りです。

そんな中前にも書いた最先端研究に動きがあったようです。どうも毎日しか取り上げていないようです。どうせ消えてしまうでしょうから全文引用しておきます。

先端研究費:700億円減額 支給対象者数は大幅に増

政府・与党は今年度補正予算見直しの一環として、総額2700億円の研究費を30人の研究者に分配する「最先端研究開発支援プログラム」を700億円減額し、支給対象者も大幅に増やす方針を決めた。現在の支給対象者30人は、1人あたりの支給額が平均で3分の1程度に減る。

 方針によると、2700億円のうち700億円を執行停止▽1000億円を現在の支給対象者30人に配分▽残りの1000億円を若手研究者など、新たに決める支給対象者に振り分けるという。現在の支給対象者にはこれまで1人あたり30億~150億円、平均90億円を支給するとされていたが、平均30億円程度になる。

 同プログラムは09年度補正予算で計約4.3兆円を計上した46基金の一つ。政府の執行見直し対象になっていた。支給対象者の30人は、麻生政権が総選挙後の9月に発表。岡田克也・民主党幹事長(当時)が「この時期に決まることに違和感を覚えないわけではない。凍結することも当然ある」と指摘していた。


予想通り減額。特に1グループあたりの配分額が3分の1になりました。それでも科研費の最大額の10倍もあるけど。1000億円を若手用にまわすというのはいいような気がします。科研費が若手用の研究費が2回までしか取れなくなるので、その分の埋め合わせになるならいいんじゃないでしょうか。まあおそらく自分には関係ないでしょうが。そんな先までアカデッミクにいるかはわからないし、講座制だと別に自分がとったからってその予算で自由にできるわけではないので。それはどんな予算に関しても同じですが。取れたらとりあえずは自分の実績としてCVなりに書けるのであれば出す価値はあるかな。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-10 00:20 | サイエンス

月日は百代の過客にして

デンマークを去り今日でちょうど1年。日本に帰ってきたのは次の日だったので明日で丸1年です。月並みですがこの1年間いろいろありました。ここ数年は密度が高くて、1年後はほとんど予想できない状況が続いています。おそらくこれからの数年もそんな状況が続くことでしょう。まあ自分は基本的に一箇所にとどまり続けるタイプではないのでそれは問題ではないのですが、ステップアップ、もしくはそれが望める状況でなければ厳しいですね。とりあえず喰いっぱぐれずにこれていることは感謝するべきなんでしょうが。

今のポジションも約半年が過ぎました。仕事はまだまだ走り始めた段階ですが、年内には少しは方向性が見えてきそうです。再来週からは3回だけですが演習の講義も持たないといけないのでその準備をして、科研費を書いてなのであまり実験が進まない日々が続きます。

とりあえずこの半年は仕事に集中してきましたが、そろそろ次のことも考えていかなければなりません。基本的にあと1,2年の予定なのでその後どこに行くかです。1年日本で暮らしてみて考えて、またヨーロッパで働きたいというのが本音です。まあアメリカとかオセアニア地域とかシンガポールなんかも可能性はなくはないけど。日本も変わりつつあるのかもしれないけれど、自分の分野はどうも変化が他よりも遅い感じで旧態依然としたシステムが維持され続けています。そのシステムの中で頑張って耐えて将来に対して貯金して、上にあげてもらうというのもまだしばらくは続くかもしれないけど、自分はその中で生きていきたいとは思いません。まあ海外にいくにしても上の推薦などいろいろ必要にはなってくるでしょうが、全て任せて頑張っていればいいという状況ではないです。そんな事実上、生殺与奪の権を握られているような状況でやっていくのはリスクが高すぎます。できるだけ自分で次のポジションを決められるようにしようと思います。まあ仮に面接に呼ばれたとして受けに行く時間が取れるかどうかという問題もありますが、それは実際に決まりそうになったとしたらの話なので、今は時間があればとにかく応募してみるのが肝要です。研究助成金と一緒でとにかく出しまくるしかないでしょう。

これからの1年はとにかく頭を振り絞ってアイディアを出して実験、実験指導、特許、論文を書けるようにして研究助成金の応募、CVとアプリケーションを送り続けるという感じですね。プライベートな時間はほとんどないですね。まあこれが本当に次につながるのであれば何とかやっていけますが。
[PR]
by Y-Iijima_PhD | 2009-10-04 22:20 | 日常