デンマークでポスドク、大学発ベンチャーで研究員をした後、ひょんなことから大学の助教となった一博士号取得者が日々感じたこと、たまにサイエンス(主に化学)についてつづります。


by Y-Iijima_PhD
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テレビ放映

本日うちの研究室がフジテレビにより取材を受けました。そしてすぐ今日のニュースJAPANにて放映されました。まあ自分は映らないように違う部屋にいましたが。

もう1人の助教と学生がインタビューを受け、予算カットは厳しい、無駄なことをしているわけではない、世界一を目指しているといった感じのことを全国ネットで主張していました。

これが何らかのポジティブな影響を与えてくれればいいと思います。
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by Y-Iijima_PhD | 2009-11-26 23:50 | 日常

架空の世界

このブログ記事を読んで前に考えたことを思い出した。基本的には常に頭から離れないでいるのだけど、これといった解決手段があるものでもないし、いつもこればかり考えていてもしょうがないので、とりあえず短期的な成果を求めて研究生活を続けています。記事で共感したところを抜き出します。

結局のところ、官僚自身、何も考えてはいなかったのだろう。ただ、組織とともに“自転”し続けてきただけなのだ。
そう考えると、意志のない霞が関という大木が、しゃにむに根だけを伸ばしていったというのが、戦後60年の現実ではないか。
三島由紀夫じゃないけれど、まさに「無機質でからっぽな日本」である。


多くの人はなんとなく「自分は歯車だ」と感じて日々を生きているだろうが、歯車だけで一国が成り立っていたと知れば驚くに違いない。


となるとこの国は舵を取る人もおらず漂流している船のようなものとみることもできます。潮の流れに乗ってうまい具合に流されていたときはよかったけど、流れからはずれ、漂流しているうちに沈みかけても誰も何をしていいかわからない状態かもしれません。中には沈みかけていることもわからず、またいい流れに乗れるさと思っている人、椅子取りゲームに興じている人もいるような気がします。アカデミアを見ても存続することが自己目的化していることがあるように思います。それじゃあ予算きられて当然ですがね。研究はすぐには役に立たないモノがほとんどですが、もっと税金を投資するに値するものとアピールすることが必要なんだろうな。

ちなみに前に考えたことは日本の社会は映画の「マトリックス」みたいなものだということです。外国の異なる社会システム、価値観の中で暮らし、日本のそれと照らし合わせてみることで今まで当たり前だと思っていたことがここでは違う。よく考えると日本のシステムの方が異常なんじゃないかと思うこともよくありました。何か全てが仕組まれているというか、価値観を押し付けられ、それから外れることは悪とまではいかなくとも脱落者であるかのような。そう考えると日本で暮らすというのはマトリックスの仮想現実の中で生きながら実際は電池として生きるのと同じなんじゃないかと。いわゆる歯車と同じですが。そして多くの人がそれに気づいていないか、架空の世界から目覚めるのを恐れているような。空気嫁っていう感じで。いったん目覚めてしまったら戦うか、あえて体制側に取り込まれるしかないような。

ただそれも政権が変わり、いろいろと今までやってきたおかしなことが白日の下に晒されることで少しずつ今までのシステムはまともではなかったと気づく人が増えていくのではないでしょうか。事業仕分けが茶番だと評される中で引用ブログの著者は「日本自体が茶番だったんだと気づいた。」と述べています。まあ実際自分もそう感じているわけです。で、この茶番、架空の世界に気づく人が過半数になれば日本もがらりと変わってきて面白くなっていくのかなと思います。これが経済が崩壊する前であることを祈ります。
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by Y-Iijima_PhD | 2009-11-19 01:29 | 日常

事業仕分け

民主党政権に変わり各省庁の概算要求に対する事業仕分けが行われました。大学関係者にとってもっとも重要となる文科省関連の仕分けも結果が出たようです。

この結果に対する反発などもいろいろ書かれ始めています。もっとも自分に関係ありそうなことはこの部分でしょう。

【競争的資金(若手研究育成)】博士課程修了者らに経済的不安を感じさせず研究に専念させることなどを狙った特別研究員事業(要求170億円)は「雇用対策の色合いが強い」「民間に資金を出してもらえないか」との意見が相次ぎ、予算削減となった。若手研究者養成のための科学技術振興調整費(同125億円)と科学研究費補助金(同330億円)も削減との結論。


今回書いた科研費も当たる確率がさらにさがるんでしょうな。まあ自分のやりたいことは基本的に応用研究だし、もろもろの環境を考えるとやっぱりヨーロッパの企業がいいなと思っているので、そっちにアプライするほうがずっと大事です。時間も取れるようになってきたし、リサーチを再開しますか。

ボス的には今のところで頑張って結果を出せばどこか探してやるような感じでいますが、それはそれで一つの伝統的な方法ではありますが、自分としてはそういうパターナリズムに違和感を感じるので、自分で見つけたいものです。それに自分で決めたことであれば、頑張って成果を出そうと思うし、仮に失敗だったとしても自己責任だし、また次を見つけてやろうという気にもなるだろうし、納得してやっていくことができます。サポートしてくれるのはありがたいですが、個人的には最小限のものにしてほしいし、古い価値観、思い込みで勝手に決めないでもらいたいです。

まあどうあがいてもしばらくは環境は変わらない(悪化はするかも)ので適度に息抜きしながらやっていきます。でも最終的にはこうありたいものです
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by Y-Iijima_PhD | 2009-11-13 23:03 | サイエンス

一段落

長かった科研費との格闘もようやく終わり、普段通りの日々が戻ってきました。しかも来週はボスがいない、今月は最終日以外は授業もなく、出張の予定もないので1,2週間は自由に時間が使えそうです。

科研費と授業の準備で1カ月近く止まっていた実験も再開したので、今月中にとりあえずいくつかはサンプルを送付して生理活性を見てもらう予定でいます。雑用も少なそうだし実験に集中できます。特に来週はかなり自由なのでプライベートな予定もできるだけこの間に入れておきたいところです。

来月になると学生実験を担当することになっているし、博士論文、修士論文、卒業論文とこれから続いていくので一気に年度末まで忙しい状態が続きそうです。特に4年生を2人見ているので彼らの卒論がちゃんと形になるように指導しなければなりません。実験の腕も理解もまだまだなのでこれからみっちり見ていかなければなりません。

ということで忙しくなる前の束の間の一時が過ごせそうです。この1,2週間で人と会う予定を入れておかないと。
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by Y-Iijima_PhD | 2009-11-07 21:57 | 日常
科研費の申請書、いまだに終わってません。自分のはとっくに終わってますが、それとは違うやつが。一応訂正中という形だけど、明日の朝までに電子申請を済ませないと事務のほうでチェックしてくれないようなので、ようやく今日最終版になりました。ということでファイルのアップロードのために休日出勤してきました。

これで問題なければ準教授に送信確定のボタンを押してもらう予定でしたが、ついさっき共同研究する予定の人が一部訂正してほしいといってきました。事務からのメールには8時半までと書いてあったので明日の朝はそれより早く行って直しておく必要がありそうです。やれやれ。
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by Y-Iijima_PhD | 2009-11-04 00:00 | 日常