デンマークでポスドク、大学発ベンチャーで研究員をした後、ひょんなことから大学の助教となった一博士号取得者が日々感じたこと、たまにサイエンス(主に化学)についてつづります。


by Y-Iijima_PhD

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スキー

今週末は久々にスキーに行ってきました。去年は忙しくて休みもなかったし、その前はデンマークで近くにはスキー場がなかったし、高いしで行かなくて、その前はD3だからいけるわけもない状態だったから4,5年ぶりになります。

今回行ってきたのは苗場。新幹線で越後湯沢まで行き、そこからバスで30分ほどだったので家からは2,3時間です。越後湯沢周辺のほうが近くていろいろなスキー場があるけど、調べるのが面倒だったのでパックツアーにしたのと駅周辺より標高が高いので雪質もいいだろうということで選びました。泊まったのはスキー場目の前の苗場プリンスホテル。というかホテルのスキー場というのが正しいですな。初めて行ったけど結構広いし、日本のスキー場には珍しく山頂から滑り降りることができます。ただ上のほうは幅の狭いコースが多く、結構渋滞します。転んでいる人がいると通りにくい所が多く、あまり快適には滑れませんでした。今回は久しぶりなので足慣らしで上級者コースには行かなかったということもありますが。

天候は良好でした。まぶしすぎるほど晴れることもなく、うす曇で視界は良好。風もほとんど吹いていないし、寒くないので久々の足慣らしには最適でした。頂上からの眺めもよくなかなか楽しめました。久々にやったのでかなり疲れましたが、今シーズン中にもう一回ぐらい行きたいところです。

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by Y-Iijima_PhD | 2010-01-31 23:24 | 日常

医薬品クライシス



先週土曜に発売された本書、読み終わりました。薬が開発されるまでの過程がわかりやすく書かれていて、それが社会の状況の変化によってどのような影響を受けてきたか、今後どのような状況になっていきそうかが書かれています。帯にも書いてあるけどこれから新薬を開発することはますます難しくなりそうだというのが再認識できました。自分のやっている研究も創薬研究という大きな流れの一部を担っていると思っているので、できればいいものができたらとは思っているのですがそうそうできるものではありません。

まあ自分のスタンスとしては合成化学者であることからも何にかいい活性の化合物を作り出して、それを製薬会社に導出できればいいなというもので、最後まで完結させようというのは実際に無理だし、あまり考えていません。今は大学にいるので活性メインで攻めるか、作り方で魅せるかという方向性になりますが。画期的な新薬が生まれる分野としては既存のやり方、分子では対処できない疾患ばかりなので、違ったコンセプトで新たなものを生み出していく必要があると思います。自分もなかなか時間が取れないですが、細々とそのような研究をしているつもりです。先月出した活性試験の結果が返ってこないので次に打つべき手が定まらない状況ですが。

ちなみに著者の方とは以前飲み会でお会いしたことがありますが、それだから紹介したというわけではありません。昔から面白い記事、ブログも書かれている方ですし、本書も面白く、わかりやすく書かれています。製薬業界に興味がある、行きたいと思っている学生は是非読んでみるといいと思います。
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by Y-Iijima_PhD | 2010-01-21 23:49 | 化学

センター試験

センター試験にいってきました。もちろん受けるほうではなく視るほう。大学教員ということで試験監督のお役が回ってきました。しかもいつもいっている大学ではなく付属校のほうでした。そんなに遠くはないけれど朝8時半までにいかなければならなかったのでなかなかつらかったです。

試験監督は1日中です。本日の受験科目5教科全て監督しなければならず6時までの長丁場でした。それでいて監督者は基本何もしてはならない。正直かなりつらかったです。1時間テストを監督したら、解答用紙を別棟まで持っていって10分から15分休憩。その後また試験会場へ行くの繰り返し。昼も実質30分ほどしかなく。用意された弁当を食べるのみ。他の試験監督に駆り出された先生たちは他専攻の人たちばかり。自分だけでなく他の人たちもほとんど知り合いがいないようで控え室ではほぼ無言。監督者にとってはとにかく時間が過ぎるのを待つだけの1日でした。まあ受験生は必死なんだろうけど。

今日の教科は理数系のみだったので、文系志望者はほとんど来なかったようで1コマ目は片手で数えられるほどしか受験者がいませんでした。2コマ目以降は人が増えたけど定数の大体半分ぐらいしかいませんでした。監督するほうとしては楽でよかったけど、あまりに少ないのはなんかな。

とりあえず何も問題が起こらず無事終了しました。しかし、いつまでこんな軍隊的な教育をやっていくんだろうか。今の日本の経済状況ではいくら兵隊を補給しても203高地みたいになるんじゃないかな。今日買った本にもそういうことが書いてあるんだと思います。もっと違う教育システムが必要なんだろうけど、今のシステムで喰っている人が職を失いかねないので難しいのでしょうか。中でも大学が一番ダメージが大きそうだけど。でもほうっておいたら現状維持もできないでしょうね。
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by Y-Iijima_PhD | 2010-01-17 21:05 | 日常

AVATAR

AVATAR見てきました。ネットで調べて一番いいといわれているIMAX方式で見てきました。幸い川崎まで近いので気楽に見に行けます。3日前に予約しておいたけど、当日行ってみるとIMAXだけじゃなく他の方式も週末は売り切れでした。せっかく3Dの映画だからやっぱり3Dの上映方式で見たいとみんな思うのでしょう。

感想は面白かった。まあ典型的なハリウッド映画という感じのストーリーですが、人類が徹底して悪役になっています。インディペンデンスデイの逆バージョンみたいな感じかな、まあ他のブログなんかにも書いてあったけどベトナム戦争のような感じんなのかもしれません。ストーリー的には単純ですが映像は一見の価値ありでしょう。スターウォーズのように完全に架空の世界の話ですが映像に違和感がほとんどないです。3Dも確かに奥行きが深く感じられ、かなりの迫力でした。ただ欠点もあります。映像は字幕が一番前面で、その後ろに人物や背景がまた何層にもなっています。実際に奥行きがあるように感じられるからレイヤーごとに焦点を合わさないといけないので字幕を見ようとしたらそれ以外がよく見えなくなります。特に結構前のほうに座っていたからというのもあるけど、視線を動かして焦点を合わせてを頻繁にやらないといけないので疲れます。そしていつも3D用に偏光メガネをつけ続けないといけないのも結構疲れます。まあ映画館でずっと座ってじっとしていないといけないのが一番疲れるけど。映像を見たいなら基本的に字幕は見ないほうがいいです。

映画館にいったのは久々だけど大画面・大音量の迫力と身動きが取れない不自由さのトレードオフだと感じます。3Dは映画館じゃないとしばらくは無理だろうからいくべきなんでしょうが、長い映画はやっぱりつらいなという感じです。
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by Y-Iijima_PhD | 2010-01-17 01:09 | 日常

廃止に次ぐ廃止

どうも最近、日本の先行きが暗そうなニュースばかり流れています。日航は上場廃止になるようで、株価はストップ安、そしてさくらやは廃業となるそうです。

そして経団連会長を擁するキヤノンの関連会社キヤノンマーケティング事実上新卒採用を見送るようです。経団連会長に関係する企業が新卒採用見送りとなると、その他の所属企業にもゴーサインが出たようなものじゃないかと思ってしまいます。なんかどこかで見たような(実際には自分では見ていないけど)光景が繰り返されるようです。

こうなってくると今後就職は昔の就職氷河期以上に厳しくなりそうです。経済が特に回復する兆しもないので今後ともずっとこのままかもしれないですね。もはや短期周期で変わるようなものではないでしょう。まあ従来のシステムが崩れていくことは若手には非常に好ましいことなのですが、全体が変わらず若手にしわ寄せが来るばかりではやってられません。しかし、なかなか抵抗勢力も手ごわいですからじわじわと先延ばしされて、こちらは真綿で首を絞められるような状況が続いていく可能性もあります。個人的には雇用は流動化することが望ましいので早くそうなってほしいです。大学も産官学が連携だけじゃなく、人もポストも流動化したほうがいいと思うけど、まあこちらは社会の流動化よりもずっと先のことになるやも知れませんな。

自分の次のポジション選択にもなかなか厳しいですが、それより喫緊は今就活中の学生、来年予定の学生が無事どこかに決まるかどうかです。就職浪人になられるとお互いに非常に大変ですから。しかし、生まれた年代によって身分がほぼ固定化されるこの理不尽な身分制度はいったいいつの時代のものだと思います。まあ仮に決まったとしても社畜化することを求めるところだったら大して変わらないのかもしれないですけど。
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by Y-Iijima_PhD | 2010-01-12 22:43 | 日本を考える

同窓会

今週末は高校の同窓会があったため実家に帰っていました。まあ実家と今の部屋に帰るのと実際には大して差がないのですが。

同窓会はほぼ毎年あっている人も何人かいたけど、卒業以来始めてじゃないかという人も2,3人いて、さらに担任の先生までいて驚きました。クラスの3分の1ぐらいは来ていました。折角の機会だったけど名刺を持っていくのを忘れていました。みんなの近況を聞くと医歯薬看護系が多く、大学の専門を生かした職についている人が多かったです。担任の先生は2人来ていましたが、どちらもすでに教師ではなく教師を指導する立場になっているとのこと。でも見た目はほとんどの人が変わっていませんでした。まあほとんどが独り身ということもあるかもしれないけど。

懐かしい面子で盛り上がり1次会の店を追い出された後、次の店で終電の時間まで飲んでいました。卒業以来おそらくあっていない人、卒業した次の年ぐらいにあったきりの人も何人かいるのでそういう人とも会う機会があればいいと思います。まあ自分は幹事やらないですが。
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by Y-Iijima_PhD | 2010-01-12 00:57 | 日常
あけましておめでとうございます。年賀状は書かない主義なのでブログを見ている方にはこの場をもってかえさせていただきます。インフルエンザもほぼ治って、どこかへ行きたい気分になってきましたがもう休みも残すところ2日しかありません。仕事始めには普通に出勤できてしまいますな。

今年は何をするとか特に決める気はないけど、というかいつも何が起こるかわからないので今年もいろいろあるんだろうなと思います。まあどんな状況になろうとも自分のプラスになるようにやって、周りの学生があまり不利益をこうむらないようにしていこうと思います。

そんなことで今年もよろしくお願いいたします。

賀正


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by Y-Iijima_PhD | 2010-01-02 00:58 | 日常