Pacifichem
2010年 12月 24日
12月15日から21日までハワイにて開催されたPacifichemに参加してきました。これは5年に一度開催される学会で太平洋に面する国々の化学会が主催するかなり規模の大きな学会です。発表登録者数は13000件以上と毎年年度末にある日本化学会の年会を上回るほどの規模です。講演者はほとんどが大学スタッフで有名どころもかなり来ているので中身も全然違います。とはいっても発表者の内訳を見ると実に半数が日本人(6ページ目)ということで実質日本の学会なんじゃないかと思えなくも無いわけです。やっぱり日本人はハワイに行きたいのかなと思わせます。かくいう自分もいろいろな国を周っていますが、実はアメリカは初めて。いや実際にはイギリスに行くときに飛行機が欠航になって代替便としてアメリカ経由で行ったことはありますが、空港から出ていないので実質初めてです。
主な会場はハワイコンベンションセンターとヒルトンとシェラトンの3つです。自分の興味ある分野は基本的にヒルトンかコンベンションセンターで、ホテルからはどちらも歩いて10分ほどのところでした。それにしてもヒルトンはすごかった。何しろ何でもそろっている。レストランはもちろんスタバからコンビにまでうわさでは病院もあるとか。何でも敷地内で完結してしまいます。まあ正直ワイキキは全て人工的に作られた区画のようで高層のホテルが林立し、どこ行っても同じような店で日本人だらけなのでここにいるだけで十分なんじゃないかと思いました。プールもビーチもあるし。
で、肝心の学会ですが、会場はほとんどホテルのパーティー会場で椅子が並べられているだけ。机が無いのでメモを取るには不便です。それに発表のほとんどは総集編といった感じで細かく議論するような内容でもない場合が多かったように思います。有名人の発表を生で聞けるというのはいいけど、自分の聞いた範囲では正直それほど深い議論になる講演は無かったように思います。ちなみに自分の発表は土曜のちょうど夕飯時のポスター発表でしたが、時間が時間ですし、次の日に帰るという人が結構多かったのでみんな飲みに行ってしまったのかほとんど人が来ませんでした。知り合いもほとんどおらずなんとも寂しい発表でした。
それでも発表も終わったし、残りの2日はそれほど聞きたい講演も多くなかったので少しは観光でもと思っていたらまさかの雨。しかも朝から晩まで。時に土砂降りでとても外を歩けるような状況じゃありませんでした。お陰で観光はほぼ皆無。前半はまじめに学会に参加していましたから。少し空き時間でビーチに入ってみたけど水が冷たすぎて泳げる状況ではありませんでした。
気温は半袖一枚で暑過ぎず、夜も寒いことはなく服装を選ぶのに苦労しないいたって快適なものでした。水に入るのはちょっと寒いけど、スポーツするにはベストな気候です。ただそれ以外のことはというと食事は少し割高で、異常に量が多い割りにおいしくないという残念なものでした。スーパーにいっても新鮮で珍しい果物はほとんどありませんでした。ココヤシの木が沢山植えられているのにココナッツジュースを売っていることもないし、料理にココナッツミルクを使うこともほとんど無いのでただの飾りなのかな。観光していないので景色についてはなんともいえませんがワイキキは人工的であまり面白くなく、歴史的なものも少なく、なんといっても日本人だらけなのでちょっとなと思いました。ちなみにホテルもレストランもショップも空港のイミグレーションでさえも日本語で書かれていたり、日本語を話せる人がいるので英語ができない人でも問題なくすごせてしまうというのはすごいと思いました。その分外国に来ているという感じがあまりしないのは欠点でもあります。六本木のほうが外国人比率が高いのではないかと感じるほどです。
まあ基本仕事できているからですが、完全に休暇で家族と来るなら安心で楽しめる場所なのかもしれません。すくなくとも男だけで来てもあまり楽しめないんじゃないかな。個人的には南の島ならタイのほうが食事もおいしく、年中泳げて、アクティビティーも豊富なので好きです。まあこれも休暇だからでしょうが。基本的には仕事で楽しそうなところに来ても面白くないということです。とりあえず今回の出張でハワイはもういいかなという気になりました。
主な会場はハワイコンベンションセンターとヒルトンとシェラトンの3つです。自分の興味ある分野は基本的にヒルトンかコンベンションセンターで、ホテルからはどちらも歩いて10分ほどのところでした。それにしてもヒルトンはすごかった。何しろ何でもそろっている。レストランはもちろんスタバからコンビにまでうわさでは病院もあるとか。何でも敷地内で完結してしまいます。まあ正直ワイキキは全て人工的に作られた区画のようで高層のホテルが林立し、どこ行っても同じような店で日本人だらけなのでここにいるだけで十分なんじゃないかと思いました。プールもビーチもあるし。
で、肝心の学会ですが、会場はほとんどホテルのパーティー会場で椅子が並べられているだけ。机が無いのでメモを取るには不便です。それに発表のほとんどは総集編といった感じで細かく議論するような内容でもない場合が多かったように思います。有名人の発表を生で聞けるというのはいいけど、自分の聞いた範囲では正直それほど深い議論になる講演は無かったように思います。ちなみに自分の発表は土曜のちょうど夕飯時のポスター発表でしたが、時間が時間ですし、次の日に帰るという人が結構多かったのでみんな飲みに行ってしまったのかほとんど人が来ませんでした。知り合いもほとんどおらずなんとも寂しい発表でした。
それでも発表も終わったし、残りの2日はそれほど聞きたい講演も多くなかったので少しは観光でもと思っていたらまさかの雨。しかも朝から晩まで。時に土砂降りでとても外を歩けるような状況じゃありませんでした。お陰で観光はほぼ皆無。前半はまじめに学会に参加していましたから。少し空き時間でビーチに入ってみたけど水が冷たすぎて泳げる状況ではありませんでした。
気温は半袖一枚で暑過ぎず、夜も寒いことはなく服装を選ぶのに苦労しないいたって快適なものでした。水に入るのはちょっと寒いけど、スポーツするにはベストな気候です。ただそれ以外のことはというと食事は少し割高で、異常に量が多い割りにおいしくないという残念なものでした。スーパーにいっても新鮮で珍しい果物はほとんどありませんでした。ココヤシの木が沢山植えられているのにココナッツジュースを売っていることもないし、料理にココナッツミルクを使うこともほとんど無いのでただの飾りなのかな。観光していないので景色についてはなんともいえませんがワイキキは人工的であまり面白くなく、歴史的なものも少なく、なんといっても日本人だらけなのでちょっとなと思いました。ちなみにホテルもレストランもショップも空港のイミグレーションでさえも日本語で書かれていたり、日本語を話せる人がいるので英語ができない人でも問題なくすごせてしまうというのはすごいと思いました。その分外国に来ているという感じがあまりしないのは欠点でもあります。六本木のほうが外国人比率が高いのではないかと感じるほどです。
まあ基本仕事できているからですが、完全に休暇で家族と来るなら安心で楽しめる場所なのかもしれません。すくなくとも男だけで来てもあまり楽しめないんじゃないかな。個人的には南の島ならタイのほうが食事もおいしく、年中泳げて、アクティビティーも豊富なので好きです。まあこれも休暇だからでしょうが。基本的には仕事で楽しそうなところに来ても面白くないということです。とりあえず今回の出張でハワイはもういいかなという気になりました。
by Y-Iijima_PhD
| 2010-12-24 23:53
| 化学