Hamburg旅行2
2008年 06月 08日
2日目の今日は朝から市内観光です。まずはSt Nikolai教会に行きました。といってもここは基本的に廃墟です。147mあるHamburg一高い塔は残っていますが、それ以外の部分は先の戦争で破壊されたままになっています。ここは破壊されたまま保存することで反戦の記念碑としているようです。BerlinのKaiser-Wilhelm教会と同じような位置づけです。こちらは塔自体が半壊状態ですが。この塔も高い上に周りがビルに囲まれているので全体を移すことができません。
等の中間点地上74mのところまではエレベーターで昇れるようになっています。さすがに一番高い塔だけあってここからは市内が見渡せます。
こちらは港方面。
市庁舎とAlster湖。
塔の上部に少しと併設する小さな博物館に教会の歴史、第二次世界大戦の様子が展示されていました。Hamburgはドイツ国内でもかなり空襲の被害にあった街で、市の中心部は7割以上の建物が破壊されたようです。展示はそれほど多くないですが、同じ敗戦国の悲壮は感じ取れました。ホロコーストなど到底容認できない行為も多々ありましたが、当時の状況からして日本もドイツもおそらく戦争は不可避の状態であったはずです。しかし、勝てば官軍、負ければ賊軍。ドイツは東西分断の刑に処され、統合後の現在でも社会的、経済的な影響はまだ尾を引いているような気がします。
さらに博物館には特別展示としてイスラエルは現在のナチスだというような展示がありました。ある意味自虐的でもある展示です。敗戦国はいつまでも謝り続けないといけないんだなと思いました。
この後は港まで行ってクルージングをしました。港には何隻も遊覧船が泊まっていて、少しの時間差で出発していきます。値段はどこも10ユーロ。コースもおそらく同じだと思います。とりあえずすぐに出発しそうな船に乗ってみました。
船は港から西の河口方面に向かって進みます。少し進むと南岸に巨大なコンテナターミナルが見えてきました。Hamburgはヨーロッパ第2位のコンテナターミナルだそうで、世界各国から来た巨大なタンカーがでかいコンテナを山積みして停泊していました。
しかし、とにかくひたすらコンテナがあるだけです。1時間のクルージングの半分以上はコンテナターミナルを回るだけで、これじゃコンテナツアーです。しかもガイドもドイツ語のみなのでよくわかりません。とにかくコンテナ、コンテナ言っていました。どうもHamburgは外国人よりもドイツ人の観光客の方が多いようです。明らかに観光地的なところに行ってもみんなドイツ語で話しているし、市が発行する観光ガイドもドイツ語のみです。ドイツ語は大学で習ったけどもう8年以上も前なのでもうほとんど忘れました。それでもデンマーク語も習っている事もあって読む分にはなんとなくわかる、類推できる部分もあるのが救いです。大学ではrの発音は巻き舌だと習ったけど、聞いていると明らかにデンマーク語と同じ喉びこ音です。でも全体的にドイツ語のほうが聞き取りやすいです。
クルージング後半は市の中心部方向に進んでいきました。真ん中の一番高い塔がSt Nikolai教会です。
昼食後再びReeperbahnへ。昨日は写真を撮らなかったので。ここから先が飾り窓地域です。
真昼ですが細々と営業していました。
その後はショッピング。Hamburgはコペンハーゲンより人口も多い街で、駅前のショッピングストリートには沢山の店があります。種類も豊富。デンマークだとあれもない、これもないだけどここでは一通りのものをそろえることができそうです。とりあえず夏用のサンダルを買いました。コペンだと紳士物は服も靴もものすごくバラエティーが少ない上に、でかいものばかりです。今回入った靴屋はコペンでもFieldsに入っているのは知っていますが、うちから心理的な距離はHamburgよりも遠いかもしれないし、電車なので手荷物も大して気にならないのでかってきました。Hamburgは安い切符なら片道30ユーロ程度だし、飯もビールもコペンよりは断然安いので時間さえ気にならなければ週末に買い物に来るのもありかもしれません。クリスマスにはインターシティで一つ前のLübeckまで買い物に来る人も結構いるみたいだし。まあそれだけコペンハーゲンの店の品揃えが悪いということかもしれません。
今日も夜はReeperbahnをぶらぶら。金曜の夜なので前日よりもにぎわっています。でも一人で店に入るのはなかなか勇気が要ります。結局ぶらぶらしただけで帰ってきました。手持ちの金も少なかったし。ちなみに夜は写真はあまり取らないほうがよさそうです。特に赤線地域ではなに取ってるんだと怒鳴られます。
これにてHamburg滞在は終了。今日は午前中の電車で帰ってきました。前2日とも天気がよくてよかったです。まあちょっとよすぎてかなり暑かったので夕方にはかなり疲れていましたが。そんなに遠くないし、旅費も滞在費もそれほど高くはないのでまたふらふらと遊びに行ってみてもいいかなと思います。
等の中間点地上74mのところまではエレベーターで昇れるようになっています。さすがに一番高い塔だけあってここからは市内が見渡せます。
こちらは港方面。
市庁舎とAlster湖。
塔の上部に少しと併設する小さな博物館に教会の歴史、第二次世界大戦の様子が展示されていました。Hamburgはドイツ国内でもかなり空襲の被害にあった街で、市の中心部は7割以上の建物が破壊されたようです。展示はそれほど多くないですが、同じ敗戦国の悲壮は感じ取れました。ホロコーストなど到底容認できない行為も多々ありましたが、当時の状況からして日本もドイツもおそらく戦争は不可避の状態であったはずです。しかし、勝てば官軍、負ければ賊軍。ドイツは東西分断の刑に処され、統合後の現在でも社会的、経済的な影響はまだ尾を引いているような気がします。
さらに博物館には特別展示としてイスラエルは現在のナチスだというような展示がありました。ある意味自虐的でもある展示です。敗戦国はいつまでも謝り続けないといけないんだなと思いました。
この後は港まで行ってクルージングをしました。港には何隻も遊覧船が泊まっていて、少しの時間差で出発していきます。値段はどこも10ユーロ。コースもおそらく同じだと思います。とりあえずすぐに出発しそうな船に乗ってみました。
船は港から西の河口方面に向かって進みます。少し進むと南岸に巨大なコンテナターミナルが見えてきました。Hamburgはヨーロッパ第2位のコンテナターミナルだそうで、世界各国から来た巨大なタンカーがでかいコンテナを山積みして停泊していました。
しかし、とにかくひたすらコンテナがあるだけです。1時間のクルージングの半分以上はコンテナターミナルを回るだけで、これじゃコンテナツアーです。しかもガイドもドイツ語のみなのでよくわかりません。とにかくコンテナ、コンテナ言っていました。どうもHamburgは外国人よりもドイツ人の観光客の方が多いようです。明らかに観光地的なところに行ってもみんなドイツ語で話しているし、市が発行する観光ガイドもドイツ語のみです。ドイツ語は大学で習ったけどもう8年以上も前なのでもうほとんど忘れました。それでもデンマーク語も習っている事もあって読む分にはなんとなくわかる、類推できる部分もあるのが救いです。大学ではrの発音は巻き舌だと習ったけど、聞いていると明らかにデンマーク語と同じ喉びこ音です。でも全体的にドイツ語のほうが聞き取りやすいです。
クルージング後半は市の中心部方向に進んでいきました。真ん中の一番高い塔がSt Nikolai教会です。
昼食後再びReeperbahnへ。昨日は写真を撮らなかったので。ここから先が飾り窓地域です。
真昼ですが細々と営業していました。
その後はショッピング。Hamburgはコペンハーゲンより人口も多い街で、駅前のショッピングストリートには沢山の店があります。種類も豊富。デンマークだとあれもない、これもないだけどここでは一通りのものをそろえることができそうです。とりあえず夏用のサンダルを買いました。コペンだと紳士物は服も靴もものすごくバラエティーが少ない上に、でかいものばかりです。今回入った靴屋はコペンでもFieldsに入っているのは知っていますが、うちから心理的な距離はHamburgよりも遠いかもしれないし、電車なので手荷物も大して気にならないのでかってきました。Hamburgは安い切符なら片道30ユーロ程度だし、飯もビールもコペンよりは断然安いので時間さえ気にならなければ週末に買い物に来るのもありかもしれません。クリスマスにはインターシティで一つ前のLübeckまで買い物に来る人も結構いるみたいだし。まあそれだけコペンハーゲンの店の品揃えが悪いということかもしれません。
今日も夜はReeperbahnをぶらぶら。金曜の夜なので前日よりもにぎわっています。でも一人で店に入るのはなかなか勇気が要ります。結局ぶらぶらしただけで帰ってきました。手持ちの金も少なかったし。ちなみに夜は写真はあまり取らないほうがよさそうです。特に赤線地域ではなに取ってるんだと怒鳴られます。
これにてHamburg滞在は終了。今日は午前中の電車で帰ってきました。前2日とも天気がよくてよかったです。まあちょっとよすぎてかなり暑かったので夕方にはかなり疲れていましたが。そんなに遠くないし、旅費も滞在費もそれほど高くはないのでまたふらふらと遊びに行ってみてもいいかなと思います。
by Y-Iijima_PhD
| 2008-06-08 05:56
| 旅行