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デンマークでポスドク、大学発ベンチャーで研究員をした後、ひょんなことから大学の助教となった一博士号取得者が日々感じたこと、たまにサイエンス(主に化学)についてつづります。


by Y-Iijima_PhD
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unfortune

今日は風の強い日でした。風速20mぐらい。台風並ですが、まあデンマークではよくあることです。ただ向かい風だと自転車で走るのは相当つらいし、横から風を受けるとまっすぐ進むのが難しいぐらいです。

研究所の自分のラボ兼オフィスは東側に窓があるので午前中は直射日光が差し込みます。気温はそれほど高くないものの、デンマークの日差しは強烈なので朝晴れていると室内は結構暑くなります。なので大抵午前中は窓を開けて起きます。ただ風があまりに強いと、書類などが吹き飛ばされるので換気する程度にしていますが。今日は風が強いですが、やはり暑いので少し換気することにしました。

研究所の窓は2重になっています。内側の窓は内開き、外側は外開きで、外側の窓はフックで固定できるようになっています。どちらも窓の面から90度ぐらいのところまで開きます。

今日も窓を開けましたが、風向きが合わずほとんど風が吹いてきません。しばらく開けっ放しにしておくと、固定してない内側の窓が突然動き出し、勢いよく閉まりました。そして、



ガシャーン



と大きな音を立てて、ガラスが砕けました。一部は外に落下していきました。幸い外に人はいませんでしたが、真下の部屋にいる普段は無口なIT管理者が飛んできました。まあこのときもあまりしゃべりませんでしたが。自分も含め、誰も怪我をしなかったのは幸いでしたが、内側の窓が突然閉まるとは予想外でした。風向きが部屋に入ってくる向きとはおそらく逆で、かなり強く吹いていたのでおそらくアスピレーターと同じように減圧状態になって窓が外側に吸い寄せられるように動いたものと考えられます。これはベルヌーイの定理でいいんですかね。詳しくは知りません。

秘書さんに話して修理を頼んでもらいましたが、結局今日は修理されず、窓ガラスは割れたままです。まあ内側だけなので外からは割れているように見えないし、今の時期は窓は一重でも大丈夫なので良いですが。


仕事の後はPoland旅行の行きのフェリーチケットを買いにフェリーターミナルまで行きました。オンラインでは買えないので直接出向かなければいけません。相変わらず強い風の中自転車でNordhavnまで向かいました。

フェリーターミナルに着いたのは7時過ぎ。人影はほとんどありません。というかフェリーターミナルは閉まっていました。今日は火曜日。火曜日はPoland行きのフェリーが出ていないので4時で終了のようです。オスロ行きフェリーも同じところから出ていますが、こちらは午後5時出港で営業もそれまで。どうやら昼間以外はフェリーの発着時間しか開いていないようです。土曜日も開いていないし。どうやら来れそうなのは金曜日のフェリーのチェックイン時間中だけです。ということでまた出直してきます。

どうも今日はついてない日のようでした。
by Y-Iijima_PhD | 2008-06-25 08:31 | 日常