デンマークでポスドク、大学発ベンチャーで研究員をした後、ひょんなことから大学の助教となった一博士号取得者が日々感じたこと、たまにサイエンス(主に化学)についてつづります。


by Y-Iijima_PhD
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2009年 08月 30日 ( 1 )

政権交代

選挙の開票が進んでいます。今週末は実家に帰り家族全員投票を済ませてきました。これと同じお達しが来ていたので今まで特に何も書きませんでしたが、もう影響を与えることもないので解禁です。

予想以上の民主党の圧勝のようです。前回の郵政選挙に比べて自民と民主の議席数が完全に逆転しています。どうもメディアにあおられて極端に振れている気もするけど、今までのやり方にNoを突きつけたというのが世論なのでしょう。ちなみに自分の選挙区でも民主が勝ったようです。個人的には自民の議員も今まで反主流派でやってきて、超党派で年金制度改革に尽力していたようで評価していましたが今回は駄目になりそうな雰囲気です。まあ当選した民主の議員が同じ流れでやってくれれば特に問題ないですが。

もう民主が第一党で政権を取ることが確実ですから、望むべくはマニフェストは必ずしもその通りやらなくていいから、もっと現実的に将来の日本のためになるような政治をしてもらえればいいと思います。ただ基本的には民主の政策は国民一人一人がきちんと意識を持った成熟した民主主義を求められているようなので、今までほぼ社会主義で来た日本にとっては旧共産圏の国並みのショックがこれからあるかもしれません。いずれにせよ現状の制度は自分たちの世代以下にとってはメリットのない、将来性のない、希望の持てないシステムなので一刻も早く改めてもらいたいです。まあ個人的には今の財政状況から個々人の意識まで考えてソフトランディングはほぼ不可能じゃないかと思っているので、問題を先延ばしせず、もうダメならはっきりと言ってみんなでもう一回一から頑張ろうと言ってくれたほうがありがたいし、やってやろうかという気にもなります。今回の選挙では自民の大物議員も軒並み落選、苦戦を強いられていて、当選した民主党議員は比較的若い人が多そうなので議員の世代交代が進んでもっと将来を見据えた戦略が出てくることを望みます。

今回は最高裁判事の国民審査もありましたが、これに関してはメディアはもっと情報を流すべきだと思いました。今回の判事には一票の格差を合憲とした人、いわゆる天下り官僚がいるという事実はいい悪いは個人の判断に任せるとして伝えておいたほうがいいのではないでしょうか。これをもとにより詳しく情報を調べる人も出てくるだろうし、本来の審査としての機能が果たせると思います。
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by Y-Iijima_PhD | 2009-08-30 21:42 | 日本を考える